公衆浴場及び旅館業におけるレジオネラ症対策について

最終更新日 令和3年7月15日

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区は、公衆浴場及び旅館業の入浴施設におけるレジオネラ症対策に必要な事項について、世田谷区公衆浴場法施行条例(以下「区公衆浴場条例」という。)及び世田谷区旅館業法施行条例(以下「区旅館業条例」という。)等により定めています。

レジオネラ症について

レジオネラ症は、レジオネラ属菌という細菌が原因で起こる感染症です。

急激に重症になって、死亡する場合もあるレジオネラ肺炎と、数日で自然に治る場合が多いポンティアック熱に分けられます。

レジオネラ症は、高齢者、病人など抵抗力が低下している人や、疲労などで体力が落ちている人などが発病しやすいといわれています。

レジオネラ症

レジオネラ肺炎 ポンティアック熱

主な症状

高熱、呼吸困難、筋肉痛、

吐き気、下痢、意識障害

発熱、寒気、筋肉痛

特徴

急激に重症になり死亡することもある

一般的に軽症で数日で治ることが多い

レジオネラ属菌について

レジオネラ属菌は、土の中や河川、湖沼など自然界に生息している細菌です。アメーバなどの原生動物に寄生し、20℃から45℃で増殖します。

レジオネラ症の発生について

レジオネラ属菌は、入浴施設などの水を使用する設備に付着する生物膜(バイオフィルム・ぬめり)に生息するアメーバなどの体内で大量に繁殖します。

衛生状態に問題のある設備から発生したエアロゾル(空中に浮遊している小さな粒子)にレジオネラ属菌が含まれ、これを人が吸入することによって感染することが知られています。

レジオネラ属菌は、人から人へは感染しません。

レジオネラ症の発生対策について

レジオネラ症発生対策の3原則は、増殖させない、発生させない、吸い込ませないです。

増殖させないためには、浴槽水の換水と消毒を徹底します。

発生させないためには、生物膜を発生させないように清掃・消毒を徹底します。

吸い込ませないためには、エアロゾルが発生しやすい気泡発生装置等の衛生管理を徹底します。

レジオネラ症対策強化のための条例改正について

改正箇所の概要図
改正箇所の概略図

今回、区では、レジオネラ症対策の強化を図るため、区公衆浴場条例および区旅館業条例を改正し、令和4年1月1日に施行します。

気泡発生装置等の構造設備基準を新設(区公衆浴場条例・区旅館業条例)

新規施設及び新たに気泡発生装置等を設置する既存施設に対し、たまり水や汚れを適切に除去できる構造に関する規定を新設します。

調節槽の衛生措置基準を新設(区公衆浴場条例)

調節槽から供給される温水の衛生を確保するため、調節槽の随時点検、1年に1回以上の清掃及び1週間に1回以上の消毒について、規定を新設します。

調節槽とは、洗い場のシャワーや湯栓に適温の湯を送るため、湯と水を混ぜて温度を調整する槽です。

浴槽水の消毒の衛生措置基準を改正(区公衆浴場条例・区旅館業条例)

従前の塩素消毒に加え、新たな塩素消毒としてモノクロラミンによる消毒の濃度規定を新設します。

モノクロラミンによる消毒は、温泉等のアルカリ性の泉質で、消毒効果が期待できます。

レジオネラ症の参考資料について

厚生労働省発行の「入浴施設におけるレジオネラ症防止対策」のパンフレット新しいウインドウが開きます

厚生労働省の「レジオネラ対策のページ」新しいウインドウが開きます

このページについてのお問い合わせ先

世田谷保健所 生活保健課 環境衛生施設係

電話番号 03-5432-2904

ファクシミリ 03-5432-3054