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最終更新日 2019年4月1日

ページID 1335

発達障害相談・療育センター「げんき」 Q&A

世田谷区発達障害相談・療育センター「げんき」について Q&A

質問 どんな施設なの?

回答

発達障害者支援法に基づく自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害その他これに類する脳機能の障害の方、又はその疑いのある方及びその家族の方に対する相談、助言や、社会生活への適応力を高めるための指導、訓練などの支援を行う施設です。

質問 対象となる発達障害とはどのようなものなの?

回答

発達障害は見た目にはわかりづらい脳機能の障害です。知的な遅れはないが、「一人遊びはできるが、お友達と一緒に遊ぶことが苦手」「抽象的な表現やことばの意味を理解することが苦手」「少しの間でもじっとしていることが苦手」「唐突で衝動的な行動が見られる」「聞くこと、話すこと、書くこと、計算することが苦手」などの特徴があり、障害を理解されないまま、周りから「わがままな子」「育て方が悪い」などの誤解をうけたり、いじめや偏見にあったりするケースも少なくありません。本人だけではなく周囲の人々がその特徴を十分に理解し、その特徴に配慮した対応を行っていくことにより、自立した社会生活を送ることが可能です。

質問 発達障害ならどんな子でも対象となるの?

回答

「げんき」は、知的な遅れを伴わない発達障害やその疑いのある子どもを中心に支援を行う施設です。その理由としては、知的な遅れを伴わない発達障害のお子さんは、1.療育手帳(愛の手帳)制度の対象にならないため、障害福祉サービスの対象とならないこと、2.発達障害者支援法ができて支援の対象とはなったものの、支援基盤の整備は始まったばかりで、他の障害と比較して支援の取り組みが大きく遅れていることなどが挙げられます。なお、区立保健センターでは、身体障害、知的障害、精神障害やその疑いのある未就学のお子さんを対象に、相談や専門的な助言を行っています。

質問 世田谷区に住んでいないと利用できないの?

回答

利用対象は、世田谷区内在住の方です。

質問 「梅ヶ丘拠点児童発達支援施設」と「げんき」の両方で療育は受けられるの?

回答

利用対象が異なるため、どちらかの施設での療育となります。

質問 現在民間機関で療育(指導、訓練)を受けているが、両方通えるの?

回答

原則として両方通えますが、児童発達支援・放課後等デイサービス(療育(指導、訓練))の支給量や通所日等について、他の療育機関と調整が必要となります。

補足

同一日に他の事業所でサービスを受けることはできません。

質問 療育(指導、訓練)はどのくらいの頻度・期間で行うの?

回答

療育は、原則として月に2回を基本とし、利用年数に関わりなく、お子さまの状況に合わせて実施いたします。
ただし、療育終了後につきましても保護者相談などをご利用いただけるほか、再度療育的対応が必要を思われる場合は、アセスメントを行なった上で必要な対応を行ないます。

質問 利用の申し込みは?

回答

計画相談や療育(指導、訓練)の利用は予約制となります。利用を希望される方は、直接 世田谷区発達障害相談・療育センター「げんき」へお電話にてお申し込みください。

電話番号 03-5727-2236

質問 開設時間は?

回答

月曜日~土曜日の午前9時~午後6時です。

ただし、祝日、年末年始(12月29日~1月3日)はお休みです。

質問 利用料金は?

回答

相談は無料です。療育(指導、訓練)については、児童福祉法に基づく児童発達支援・放課後等デイサービスの対象となり、法定の自己負担額(1割)をご負担いただきます。

質問 地域支援(保育園、幼稚園、学校等への支援、連携)とは?

回答

区民の障害理解の促進や関係機関の職員に対するスキルアップ、保育園などの関係機関に対する支援、助言を行います。

お問い合わせ先

障害福祉部 障害保健福祉課  

ファクシミリ:03-5432-3021