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最終更新日 2021年1月12日
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玉川プールは、現在の東京都世田谷区上野毛2丁目28番(東急自動車学校跡地)にかつてあったプールです。大正14年6月に開場し、縦50メートル横25メートルの競泳用プール、高さ10メートルの飛込台、子ども用プールを備える、当時日本唯一の公認プールでした。
開場以来、日仏対抗、日本選手権、神宮競技大会などの各競技会が催され、日本記録、世界記録が次々に生まれました。高石勝男、鶴田義行、新井信男、市田房子、武村清、前畑秀子などのそうそうたる面々に加えて、昭和4年には朝日新聞の招きで、アムステルダムオリンピックの覇者、ワイズミュラー、アルネボルグなどが来日し、全日本代表との競技会が開催されました。
後に、経営権が明治大学に移り、「明大プール」と呼ばれ営業を続けましたが、戦後取り壊されました。
参考 特別展「玉電」 玉川電気鉄道と世田谷のあゆみ(平成元年12月13日、世田谷区立郷土資料館発行)
玉川総合支所 地域振興課 計画・相談
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