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最終更新日 2021年4月26日
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屋上緑化に加えて、西側の壁面にワイヤーを張り、つる性の植物を這わせることで壁面緑化をしています。西日の照り返しと騒音防止を目的としたものです。
また、各住棟にバルコニー、パーゴラ、庇を多用し、夏期の日射取得(特に西日)の低減を図っています。
環境共生住宅というと、風力や太陽熱・光等の新エネルギーの活用が注目されがちですが、深沢環境共生住宅では、アクティブな取組みとともに、自然環境を利用したパッシブな工夫があります。
団地の住棟配置を基本的に南向きにさせ、風の通り道を設ける工夫をしています。例えば、住戸を分散型の配置としたうえで、それぞれを外廊下で繋ぎ、住棟のなかにも人と風の通り道を設けたり、壁にスリットを入れたり、自転車置き場の壁も円形に抜いています。
各住戸の設計においても、太陽と風の恩恵を受けるため三面採光を基本とし、北側廊下との間に風光ボイド(吹き抜け)を設けました。これは各室に開口を確保することにより採光、風通しの確保を目的としたものです。
建物自体の断熱性も確保し、屋上緑化と壁面緑化を含む植栽や地下水の循環活用と併せて、既存のエネルギー・設備機械に依存しない健康で快適な住戸の実現を目指しています。
都市整備政策部 住宅課
電話番号:03-5432-2498
ファクシミリ:03-5432-3040