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最終更新日 2021年4月26日
ページID 3730
深沢環境共生住宅で活用されている自然エネルギーとして、太陽光発電があります。
1号棟(東西軸)の瓦屋根に太陽電池モジュールが45枚設置されており、全体で9.45キロワットの発電が可能です。太陽光発電された電力はバッテリーに蓄電されて、ビオトープの循環用電力及び共用部設備の電力として利用しています。
また、停電時かつ日中の発電時のみ使用可能な非常用コンセントを1台設置しています。
風車は風速3~5メートル程度から起電を始め、1基につき最大1.5キロワットの発電が可能で、ビオトープの循環用電力に利用しています。
風車は1号棟の屋上に2基設置されており、この風車2基と太陽光パネルより発電した電力をバッテリーに蓄電し、ビオトープの循環用電力として利用しています。
仮に限界を超える風力を受けた場合、自動的に圧力を避ける方向へ向きを変える仕組みになっているため、壊れることはありません。
雨水浸透升(1号棟付近)
シルバー棟を除く住宅のベランダには、植物の水遣りに利用できる様に容積100リットル(水は80リットル)の貯水タンクが設置してあります。雨樋の途中で取水するため取水点より水位が上がらず、オーバーフローの心配はありません。余った雨はそのまま地下の浸透升を通じて大地に還されます。敷地内にはいたるところに浸透升が設置してある他、通路は透水性舗装になっています。雨が大地に還元され、再び井戸水として汲み上げられます。
この住宅にはリサイクルへの取り組みがされています。花壇や菜園の縁石に使用されている木材は旧住宅の廃材です。坪庭の縁石にはかつてのスレート瓦を再利用しています。また、着工前に敷地の表土を鋤き取って保存し、外構工事の段階で戻すという手法も採っています。これはリサイクルの取り組みとともに、樹木や井戸を残したのと合わせて従前居住者が大切にしていた思い出を残すという意味があります。
都市整備政策部 住宅課
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ファクシミリ:03-5432-3040