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世田谷区トップページ > 文化・スポーツ・生涯学習 > スポーツ・レクリエーション > スポーツ振興・イベント > スポーツ振興イベント > 世田谷ユニバーサルスポーツイベントを開催しました(令和6年1月実施済み)
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最終更新日 2024年1月22日
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令和6年1月14日(日曜日)に、世田谷ユニバーサルスポーツイベントを総合運動場陸上競技場で開催しました。
ユニバーサルスポーツイベントは、障害のある人もない人も誰もが一緒に体験できる、走る、跳ぶ、投げるといった運動やスポーツを、参加者同士やアスリートと交流しながら楽しむイベントです。
今年は30名以上のボランティアの方にもご協力いただき、ボッチャ、車いすレーサーなどをはじめとした様々なスポーツを体験できるコーナーを設置し、150名を超える参加者にお越しいただきました。
オープニングでは、「じんじん先生&UD DANCERS JAPAN」による手話とストリートダンスを融合した「手話ダンス」を披露していただきました。最後の一曲、MISIAの「あなたにスマイル:)」では、参加者も一緒に手話ダンスを踊りました。
陸上教室では、パラリンピック銅メダリストの辻沙絵選手や、世田谷区内を拠点とする中長距離チームTWOLAPSの田母神一喜選手、鷹見聡コーチ、和田俊明コーチに速く走るための動きづくりを教わったり、選手と競争したりしました。
走り幅跳びでは、日本体育大学陸上競技部パラアスリートブロックの水野洋子監督から遠くに跳ぶコツを教わり、日本選手権で優勝の実績を持つ髙良彩花選手、東京パラリンピック日本代表の鈴木雄大選手、兎澤朋美選手にデモンストレーションを披露していただきました。参加者は、選手と一緒に走り幅跳びを楽しく練習していました。
義足体験では、競技用の義足と日常生活用の義足を装着し、T61クラスで200mの世界記録を持つ湯口英里菜選手と一緒に、トラックを実際に歩きました。
車いすレーサーでは、パラリンピックに3大会連続で出場中の樋口政幸選手に乗り方を教わりながら並走してもらいました。競技用車いすは操作が難しいですが、参加者の中には何度も挑戦して上手に走る方もいました。
投てきでは、ジャベリックボールや、全国障害者スポーツ大会の種目でもあるビーンバックを投げました。日本体育大学の山手勇一選手、古屋元気選手、F37クラスの砲丸投げと円盤投げで日本記録を持つ新保大和選手が実際に投げるとその飛距離に参加者は驚いていました。
ボッチャでは、日本体育大学の田巻佑真選手と参加者とがチームを組み、交流を深めながら一緒にゲームを楽しみました。
ペガーボールは、マジックテープのついたポンチョを着用した鬼に、ボールを投げ、くっつける競技です。デフ陸上の熱田笙馬選手と1000m日本記録保持者の薄田健太郎選手が鬼役となり、参加者はたくさんのボールを付けられるように一生懸命に追いかけていました。
風船バレーでは、参加者同士でのパス回しや、座りながら風船を使ったバレーボールを行いました。参加者はパラ陸上でブラインドの花牟禮潔選手と一緒に、子どもから大人まで目いっぱい手を伸ばしてラリーをつないでゲームを楽しみました。
パラアーチェリーでは、日本身体障害者アーチェリー連盟の指導のもと、いすに座ることで車いすからの目線を再現しながら的当ての体験をしました。
ダブルダッチは、2本のロープを使った大縄跳びです。日本体育大学ダブルダッチ部乱縄に所属するチーム「狼華」が回す2本の入り乱れるロープを、参加者は上手に跳んでいました。
ヨーヨーでは、世界大会で準優勝の実績を持つ中村名人とヨーヨーを楽しみました。中には難しい技にチャレンジする参加者もおり、中村名人も驚いた様子でした。
また、5月に兵庫県神戸市で開催される「KOBE2024世界パラ陸上競技選手権大会」PRも兼ねて、大会組織委員会、日本パラ陸上競技連盟の協力により、座位投てき体験を行いました。座った姿勢からボールを投げるための座位投てき台には、多くの参加者に興味をもっていただきました。
イベントの最後には、参加者、アスリート、ボランティアが一緒にチームを組んでリレーを行いました。
スタート前は緊張した面持ちでしたが、いざスタートすると順位やチームに関係なくみんながみんなを応援し、車いすレーサーの樋口選手のスピードに大きな歓声が上がるなど、会場のみんなで盛り上がりました。
イベント終了後には、アスリートからサインをもらったほか、一緒に記念写真の撮影をして思い出を作りました。
スポーツ推進部 スポーツ推進課
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