食料・飲料水の確保

最終更新日 平成27年2月19日

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食料の確保について

災害発生直後(2日目まで)

災害発生時の混乱した状況の中では、食料の調達や供給は困難を極めます。その中で、3日目以降の避難所での炊き出しによる食料の配給が始まるまでは、限られた備蓄食料の配給に頼ることになります。基本的に、備蓄食料は、避難所に避難している避難者を中心に配給されることになります。

混乱期以降(3日目以降)

3日目以降は、避難所に届く調達物資による炊き出し、配給が開始されますので、防災行政無線、テレビ、ラジオ等による区からの広報を通じて、もよりの避難所を確認してください。
なお、避難所では、食料を求める被災者で混乱していることが予想されます。食料の配給は、高齢者、子ども、病弱者等から優先して配分されます。配給を受けるにあたっては、係員の指示に従い混乱の起きないよう十分に注意をしてください。
また、避難所では、防災区民組織、ボランティアを中心とした組織により食料の配給が行われますが、調達食料の仕分け、管理、実際の配給など膨大な作業が発生します。自宅、家族が被災をまぬがれた方など避難所での作業を行える方は、積極的に参加し、協力してください。

防災メモ

食品を無理なく準備しておく方法

避難生活に備えて、ふだんから最低3日分以上できれば1週間の食料品は準備しておきたいものです。いつも新鮮な食品を無理なく準備する方法にローリング・ストック法(ランニング・ストック法)があります。この方法は、いつも買う2倍の量の米、水、レトルト食品、缶詰などを購入し、半分使ったら使った分と同じ量を購入するというものです。

生活必需品の確保について

生活必需品の配給について、確保場所、確保方法、確保時の注意等は、基本的には、食料の配給と同様に行われます。ただし、生活必需品の配分については、基本的には住家が損壊、焼失等により日常生活が困難になった方々(避難所に避難した方々)を中心に行われることになります。

飲料水等の確保について

災害により水道施設が被害を受けた場合には、一日も早く通常の給水を再開するよう被害の復旧に全力をあげるとともに、被災した人々に迅速な応急給水を行います。

  • 浄水場、給水所、応急給水槽を中心にした給水拠点からの飲料水の給水。
  • 震災対策用井戸、区有井戸からの生活用水の給水。 
  • 受水槽からの飲料水の給水。

世田谷区内の給水拠点は、以下のとおりです。災害時にはこれらの拠点で応急給水が実施されますので、防災行政無線、テレビ、ラジオ等の広報により確認してください。(リンクは全て新しいウィンドウが開きます)

浄水場・給水所

防災メモ

水を無理なく準備しておく方法

災害時、水については上記の場所で給水活動を行いますが、各家庭で“くみ置きした水”もたいへん役に立ちます。水道水をくみ置きするときは、清潔でフタのできる容器に口元までいっぱいに入れてください。直射日光を避ければ、一般の水道水に消毒用に入れてある塩素の効果は3日ぐらい持続します。3日に一度はくみかえて、古い水は掃除や洗濯に使ってください。人間1人が1日に必要な量は3リットルといわれています。
また、生活用水としておふろの残り湯を置いておくのも有効です。

関連リンク

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危機管理部 災害対策課

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