避難所における新型コロナウイルス感染症への区の対応について(自助、共助のお願い)

最終更新日 令和2年5月26日

ページ番号 186032

新型コロナウイルス感染症に対して、今後も新しい生活様式の実践などを通じて、区民の皆様と一丸となって感染防止に取り組んでいく必要があります。このような状況の中で、首都直下地震や台風などによる大規模災害が発生した場合の避難の方法については、再確認をする必要があります。

災害時には断水により手指の流水洗浄ができない可能性もあること、また、避難所など密集した環境下での集団生活等により、新型コロナウイルスだけでなく、インフルエンザやノロウイルス等による感染性胃腸炎などの感染症が拡大するリスクが高まります。

新型コロナウイルスが終息する前に地震、風水害が起きたらどうなるのか、平時から事前準備及び災害時の対応を考えておきましょう。

(1)地域の危険性を知る

震災発生を想定して

大規模地震が発生した際に、自宅周辺でどのようなリスク(火災、倒壊、道路閉塞など)があるのか考えながら散歩をしたり、防災マップ新しいウインドウが開きますで広域避難場所などを確認したりしておきましょう。

風水害発生を想定して

区が避難情報(避難勧告や避難指示(緊急)等)は、原則として多摩川の洪水浸水想定区域や土砂災害警戒区域等の地域を限定して、その地域にお住まいの方等を対象として発令します。そのため、事前に自宅がどのような危険性があるのか、洪水ハザードマップや土砂災害ハザードマップなどで確認しておきましょう。

(2)備える

避難生活が長期化することも想定して、必要な物品を非常用持ち出し袋などに入れて事前に準備しておきましょう。特に、新型コロナウイルス等の感染症対策のため、マスク、消毒液、体温計などの衛生用品を持ち出せるよう準備をしましょう。

災害時にも自宅で生活ができるように、耐震化や家具転倒防止新しいウインドウが開きます、止水板や土のうなど必要な対策をするとともに、食料や飲料水などを事前に備蓄しましょう。

(3)避難の方法とは

避難所に行くことだけが避難ではありません

避難というと、小・中学校等の避難所へ行くことを考えますが、避難所を利用する以外にも様々な避難のかたちがあります。

自身や家族に合った避難の仕方や避難先を今一度考えましょう。

・自主避難

自身で宿泊施設等を確保して避難する。

・縁故避難

浸水のおそれがない家族や親戚、友人の家に避難する。

・在宅避難

自宅に浸水のおそれがない場合は、避難所を利用せず、自宅で過ごす。

(4)避難所に避難する

避難所に避難する際は、非常用持ち出し袋(マスク、消毒液、体温計などの衛生用品含む)など必要なものを持っていきましょう。(避難所には一定程度備蓄品はありますが、ホテルなどの宿泊施設ではありません。)

避難所生活は日常の快適な生活とは異なります。また、避難所において新型コロナウイルス感染症への対応を実施しますが、様々な避難をしていただくことで過密状態も緩和され、避難所の避難者の感染リスクも低下します。ご協力をお願いします。

避難所における主な対策

・避難所の受付等に手指消毒液を設置します。

・避難所内では、マスクを着用し、手洗いを徹底します。

・避難所内の換気を徹底します。

・避難者(家族)ごとに他の避難者と最低1メートルの間隔を空けます。

・発熱や咳などの症状がある方は、避難所の受付で体調のことを申し出てください。適切な場所へ誘導します。

公助(区の災害対策)は、全庁をあげて実施しますが、それが機能していくためには、区民の皆さんの一人ひとりの自助、共助が災害時には大切です。

ご協力をお願いします。

関連リンク

このページについてのお問い合わせ先

危機管理部 災害対策課

電話番号 03-5432-2262

ファクシミリ 03-5432-3014