区のおしらせ「せたがや」令和7年12月1日号（2面）

世田谷区障害理解の促進と地域共生社会の実現をめざす条例

世田谷たがいちがいプロジェクト

世田谷たがいちがいプロジェクトとは？

「地域共生社会」の実現を目指すための取組みです。

合言葉は「たがいに拍手、ちがいで握手。」お互いの違いを尊重しあうことで、新しい価値が生まれていくことを楽しめる世田谷へ、という思いが込められています。

どんなことをしているの？

「人と違うこと」を差別や偏見に変えるのではなく、同じことも、違うことも、それ自体を価値あるものとしてお互いに大切にする楽しさに触れる体験を、アートを軸に企画しています。

（1）まち中でのアートポスターの掲示、Instagramでの発信

障害のある作家のアートをあしらったポスターがまち中を彩ります。

（2）92万通りのアートポスターが生まれる、ワークショップやイベント

障害の有無にかかわらず集い、92万人の区民一人ひとりが、世界にひとつのポスターを作ります。

プロジェクトに参加してくれる仲間を募集しています

（1）ポスターをお店などで掲示したい！

プロジェクトに共感し、ポスター掲示にご協力いただけるお店・事業者の方は、申込フォームからお申し込みください。

（2）ワークショップやイベントに参加したい！

8月24日に開催したイベントを皮切りに、プロジェクトに賛同いただける方々と共にワークショップなどを実施する予定です。区のホームページとInstagramで随時お知らせします。
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問合せ先：障害施策推進課 電話番号：03-5432-2426 ファクシミリ番号：03-5432-3021

第45回区民ふれあいフェスタ

障害のある方とない方がふれあい、お互いを理解し合うためのイベントです。ぜひ、お越しください。

見た目では分かりにくい障害

見た目で分かりにくい障害は外見からは判断しづらく、また障害の種類によっては人による違いが大きいため、その症状や困りごとについての理解が得られにくいことがあります。周囲の方の理解と小さな配慮の積み重ねが、地域共生社会の実現への一歩です。

内部障害

体の内部に障害があること（心臓、腎臓、呼吸器などの機能不全を含む）。 原因や部位によって症状は異なる。

主な症状・困りごと

• 疲れやすいので長い時間立っているのがつらい
• トイレの回数が多くなる、オストメイトの設備があるトイレが必要
• たばこの煙で苦しくなる

高次脳機能障害

突然の病気や事故で脳に損傷を受け、その後遺症により、日常生活や社会生活に支障をきたしている状態。

主な症状・困りごと

• 言葉が出てこなくなった
• 複数のことが同時にできなくなった
• 性格が変わってしまった
• 新しいことが覚えられなくなった
• 段取りが悪くなった

発達障害

脳機能のアンバランスさによって物事の見方、感じ方、理解の仕方、人との関わり方などに偏りがある障害。

主な症状・困りごと

• コミュニケーションがうまくとれない
• 落ち着きがなく、じっとしていられない
• 感覚（聴覚・視覚・味覚・嗅覚・触覚）の過敏

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