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最終更新日 2025年12月1日

ページID 29691

区のおしらせ「せたがや」令和7年12月1日号(12面)

世田谷区パートナーシップ宣誓10周年

同性パートナーのイラスト

「いない」じゃなく、「言えない」「言わない」だけ

性的マイノリティの方々が周りには「いない」と思っていませんか?

世田谷区では、25人に1人

区が令和6年度(2024年度)に実施した「男女共同参画に関する区民意識・実態調査」では、自分の性のあり方(好きになる相手の性別や自分の性別への違和感など)に悩んだ経験のある方は4.0%でした。

世田谷区の人口(9月1日現在)で換算すると区内に約3万7000人、単純計算では25人に1人、つまり小・中学校のクラスに少なくとも1人はいることになります。一概に悩んでいる方全員が性的マイノリティの方とはいえませんが、私たちの周りには悩んでいる方がきっといます。

ご存じですか?「世田谷区パートナーシップ・ファミリーシップ宣誓」の取組み

宣誓書受領証の例
▲宣誓書受領証の例

前記の調査では「性的マイノリティ」という言葉の認知度は94.7%と多くの方に浸透してきている一方、「パートナーシップ宣誓」の内容を知っている方は19.0%にとどまっています。

この取組みは、同性パートナーのお二人が自由な意思によるパートナーシップの宣誓を区長に対して行い、区長がその気持ちを受け止めるものとして、平成27年(2015年)11月、全国に先駆け、渋谷区と同時に開始しました。令和4年(2022年)11月には、パートナーシップにある方とその子どもや親も含めて宣誓できる「ファミリーシップ宣誓」も加わりました。

パートナーや家族であることを形で示すことができるとともに、行政サービス・民間サービス等でも活用の場面が広がってきています。
※「LGBTQ+」を含め、多様な性のあり方を総称し、「性的マイノリティ」という言葉を用いています。

性的マイノリティに関連した主な区の取組み、都・国の動向

  • 平成27年(2015年)
    国内初となるパートナーシップ宣誓を開始
    (渋谷区も同日に開始)
  • 平成30年(2018年)
    「世田谷区多様性を認め合い男女共同参画と多文化共生を推進する条例」スタート
  • 平成31年(2019年)
    パートナーシップ宣誓改正

    性自認が同じ方も対象に。カード型宣誓書受領証発行へ
  • 令和2年(2020年)
    パートナーシップ宣誓5周年

    「世田谷パートナーシップ宣誓5年間の歩みとここで暮らす私たち展」開催
  • 令和4年(2022年)
    ファミリーシップ宣誓開始
    (東京都パートナーシップ宣誓制度も同日に開始)
  • 令和5年(2023年)
    「性的指向及びジェンダーアイデンティティの多様性に関する国民の理解の増進に関する法律」施行
  • 令和7年(2025年)
    パートナーシップ宣誓10周年!!

    10周年記念リレーイベント開催!
    にじニャン誕生!!

にじニャン

にじニャンのイラスト

10周年を記念して、性的マイノリティへの理解をさらに広げるために誕生。今後も様々な場面で性的マイノリティの方の理解者、味方となって活躍していきますので、ご注目ください。

実際に宣誓をされた方へインタビューしました!

インタビュー動画のスクリーンショット

10周年記念パンフレットの表紙
10周年記念パンフレット

区公式YouTubeチャンネルで動画配信中

性の多様性HANDBOOK

性の多様性HANDBOOKの表紙

「性の多様性といっても、実はよく分からない」という方へ

 

10周年記念パンフレット、HANDBOOKはこちら
⇒ページID:26039

 

12月10日は「人権デー」、12月4~10日は「人権週間」です

問合せ先:人権・男女共同参画課 電話番号:03-6304-3453 ファクシミリ番号:03-6304-3710

 

お問い合わせ先

上記お問い合わせ先参照

このページは広報広聴課が作成しました。