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最終更新日 2024年9月15日

ページID 19122

区のおしらせ「せたがや」令和6年9月15日パブリックコメント特集号(4・5面)

[2]世田谷区子どもの権利条例(素案)・世田谷区子ども・若者総合計画(第3期)(素案)

条例・計画について詳しくはページID:18318

ご意見・ご提案もページID:18318から提出できます

問合せ先:子ども・若者支援課 電話番号:03-5432-2528 ファクシミリ番号:03-5432-3016

条例と計画の位置づけ(関係性)について

世田谷区子どもの権利条例

 区は平成13年に、23区で初めての「世田谷区子ども条例」を制定し、国連の「子どもの権利条約」に掲げる理念のもと、「子どもがすこやかに育つことのできるまち」の実現をめざし、子ども・若者施策、子育て施策を前進させてきました。ところが、この間、子どもや若者たちの声を聴く中で、子どもの権利が行使できなかったり、保障されなかったりする現状と課題が明らかになりました。子どもも、大人も、年齢や経験に関わらず、人として対等であり、互いに尊重され、対話の中で互いを理解し、ともに成長していける地域社会を実現するため、「子ども条例」を「子どもの権利条例」に一部改正します。

世田谷区子ども・若者総合計画(第3期)
令和7(2025)年度~16(2034)年度

 世田谷区子どもの権利条例の推進計画です。
 また、こども基本法で市町村の努力義務とされている「こども計画」に位置付けるとともに、これまでと同様、子ども・子育て支援法に基づく「子ども・子育て支援事業計画」、次世代育成支援対策推進法に基づく「行動計画」、こどもの貧困の解消に向けた対策推進法に基づく「子どもの貧困対策計画」及び子ども・若者育成支援推進法に基づく「子ども・若者計画」を内包します。

眠っている赤ちゃん、サッカーをする子どもたち、自由に絵を描いている子どものイラスト

子(こ)ども・若者(わかもの)の皆(みな)さんへ

「せたがや 子(こ)ども・若者(わかもの)の声(こえ)ポスト」(インターネットアンケート)第(だい)2弾(だん)を実施(じっし)します!

今回(こんかい)は、条例(じょうれい)と計画(けいかく)の素案(そあん)について意見(いけん)を募集(ぼしゅう)しています。

「条例と計画って何だろう?」と考える女の子に、「アンケートのページで最初に分かりやすく説明しているよ!皆さんの意見をお待ちしています!」とポストのキャラクターが答えているイラスト

 

アンケートのページ:https://logoform.jp/f/BNNS7

ページID:2220

世田谷区子どもの権利条例 現行条例から名称も変更します

現行条例からの主な変更点

(1)「子どもの権利」を具体的に明記します

 子どもは成長・発達過程にあり、大人よりも弱い立場にあるため、誰もが持っている「人間としての権利(人権)」だけではなく、子どものための特別な「子どもの権利」を保障する必要があります。国連「子どもの権利条約」の一般原則を規定(第4条)するほか、区の子どもたち自身が考えた権利を具体的に規定(第5条~第9条)します。

(2)子どもの声を反映し、想いを込めます

 現行条例では大人の子どもに対する思いなど、大人を主語として目標などが書かれています。条例の主役である子どもが、条例を自分のものとして受け止め、自分たちの条例として活かすことができるようにするため、条例前文に子どもの声を反映します。

(3)子どもの権利保障状況を「子どもの権利委員会」が評価・検証します

 区が実施する施策等において「子どもの権利」が適切に保障されているかを評価・検証する第三者機関「子どもの権利委員会」を新たに設置します。区の施策を利用する子どもたちの声を聴き、評価・検証・政策提言を行うほか、広報啓発機能も担います。

シャボン玉を吹く子どものイラスト

 

本を持つ女性と男の子のイラスト

世田谷区子どもの権利条例(素案)の全文はページID:18426

世田谷区子ども・若者総合計画(第3期)

計画を貫く4つの原則

(1)子どもの権利と最善の利益の保障
(2)子ども・若者の意見表明と参加・参画
(3)多様な関わりの中で、切れ目なく支える
(4)子ども・若者とともにすすめる地域社会づくり

めざすまちの姿

みんなが自分らしくチャレンジでき笑顔になれるまち

計画の目標

子どもが権利の主体として、一人ひとりの健やかな育ちが保障され、子ども・若者が、自分らしく幸せ(ウェルビーイング)な今を生き、明日からもよい日と思える社会を実現する。

政策の柱

(1)子ども・若者の参加・参画をすすめ、子どもの権利が保障されるまち(地域)を実現します
(2)乳幼児期の支援を通じて、子どもの育ちの土台づくりと、健やかな成長を支えます
(3)子どもが、安心を土台に、ポジティブな体験や挑戦を重ねながら、のびのびと遊び、育つことができる環境をつくります
(4)若者が、地域での様々な活動や交流、支援を通じて、主体的、継続的に活躍できる環境をつくります
(5)子ども・若者が、障害の有無、生まれや育ちの環境に関わらず、安心して育つことができる地域をつくります
(6)人や支援につながりながら、地域で心地よく子育てができるよう、家庭に寄り添い、妊娠期から切れ目なく支えます
(7)子どもの命と権利を守るセーフティネットの整備により、地域で安心して暮らすことができる環境をつくります

子ども・若者総合計画(第3期)素案はページID:18418

人形で遊ぶ子どもたちのイラスト

子どもの権利に関するシンポジウムを開催します

子どもと大人のイラスト

内容/基調講演、子どもの権利落語、実践発表(子ども条例検討プロジェクトのメンバーによる活動報告)
日時/10月8日(火)午後6時~8時
会場/北沢タウンホール
その他/申込不要。当日直接会場へお越しください。

子どもの皆さんも、大人の皆さんもぜひご参加ください!

詳しくはページID:18501

コラム
私たちも「条例前文」や「めざすまちの姿」を考えました!

子ども条例検討プロジェクトの様子(話し合っている子どもたちの写真)

 区内の中学・高校生15人をメンバーとする「子ども条例検討プロジェクト」を6月~7月に計4回開催。令和5年度に実施した「小学生・中学生アンケート」などで子どもたちから聴いた意見を踏まえて、参加した子どもたちが「条例前文」や「めざすまちの姿」を検討しました。

 

お問い合わせ先

上記お問い合わせ先参照

このページは広報広聴課が作成しました。