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最終更新日 2026年7月1日

ページID 32193

【昼間講座:人間コース】2026年度後期世田谷市民大学

日程(全12回)

9月11日~11月27日

毎週金曜日

3時限:戦後日本の文化運動・農村・ジェンダー:周縁からの思想史的考察

講師:コマストリキアラ(早稲田大学講師)

時間:13時10分~14時30分

いわゆる「戦後日本」と聞いて多くの人が思い浮かべるのは、高度経済成長や学生運動・安保闘争などの政治的対立、あるいは団塊世代の台頭、大量消費社会、公害問題などであり、最終的には昭和天皇の死とバブル経済の崩壊によって区切られる一つの時代像であろう。しかし、こうした歴史像の多くは都市を中心とする男性知識人によって形づくられてきた。本講座ではその視点を相対化し、周縁化されてきた農村、そしてその内部でさらに周縁化されてきた女性たちの言説に注目しながら、「戦後日本」を特徴づける諸問題を考える。そこから浮かび上がるのは、日常的な文化実践のなかで形づくられていく、もう一つの「戦後日本」の思想的可能性である。まず、農村という場と女性という主体を手がかりに、戦後日本の文化運動を農村社会との関係から捉え直す視点を提示する。ついで1950年代のサークル運動と農村社会の関係を取り上げ、農村の文化活動が人びとの表現や思考の場をどのように生み出していったのかを考察する。そのうえで、こうした文化実践を思想として結晶させた作家・活動家として山代巴に注目し、その思想と実践を検討する。さらに、大牟羅良と『岩手の保健』、地域女性史の実践、女性と民話などの事例を通じて、地域社会における知の形成のあり方を考察する。また、鶴見和子の内発的発展論、石牟礼道子、小原麗子らの思想を取り上げ、エコロジーやアニミズム、フェミニズムといった視点を含む周縁からの思想が日本社会をどのように問い直してきたのかを検討する。
 

4時限:ジェンダーと政治 戦後史から考える男と女

講師:広岡守穂(中央大学名誉教授)

時間:14時50分~16時10分

家族、組織から国家まで、社会のさまざまな局面で、ジェンダーがどう変容したかを考えます。
政治経済や法律ばかりでなく、大衆文化、恋愛と結婚、家族など、できるだけ具体的に考えてみたいと思います。戦後民主主義を象徴するといわれた『青い山脈』のような小説も取り上げます。
戦後は、わたしたちが生きてきた時代ですから、それぞれご自分のかけがえのない経験があるはずです。そのご経験を振り返りながら問題に迫っていただければと考えています。

 (各回の内容は変更する場合があります)

第1回   社会変容をとらえる視点について講師の経験から(1)

第2回   ゲストスピーカーのお話  ある女性の半生

第3回   ジェンダーと政治思想  高群逸枝、平塚らいてう、山川菊栄

第4回   社会変容をとらえる視点について講師の経験から(2)

第5回   「真珠夫人」「女の一生」「愛染かつら」「青い山脈」

第6回   1970年代80年代の流行歌をふりかえる

第7回   社会変容をとらえる視点について講師の経験から(3)

第8回   恋愛とセックスと結婚  概観

第9回   恋愛とセックスと結婚 「東京ラブストーリー」他

第10回 働くことと家事育児  概観

第11回  働くことと家事育児  ある女性の経験

第12回  社会変容をとらえる視点について講師の経験から(4)

 

(注意)

講義日は、都合により変更になる場合があります。

講師の肩書きは2026年4月1日時点のものです。

講座の概要は、担当講師の執筆によるものです。

 

 

お問い合わせ先

市民大学・生涯大学事務局
電話番号   03-3412-3071
ファクシミリ 03-3412-3075
このページについてお気づきの点がありましたら、下記までご連絡ください。
〔市民活動推進課 電話番号 03-6304-3176 ファクシミリ 03-6304-3597〕