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最終更新日 2020年3月30日

ページID 4204

馬事公苑界わいの魅力紹介

より多くの方に馬事公苑界わいについて知っていただくために、素敵な風景や立ち寄りスポットなど、まちの魅力を紹介していきます。

馬事公苑界わいの風景

用賀プロムナード

用賀駅から砧公園、世田谷美術館へと向かう道は、第1回地域風景資産「1-14用賀プロムナード」に選定されています。

かわらを敷き詰めたプロムナードで、「いらか道」の愛称が付けられています。

プロムナードには、せせらぎが整備されており、憩いの場となっています。

用賀プロムナード

用賀プロムナード

けやき広場

馬事公苑前けやき広場は、世田谷区のほぼ中心に位置し、世田谷通りと馬事公苑とを結ぶ区道を整備したものです。

四季おりおりの変化が楽しめたり、時にはイベントが催されたりしています。

写真は梅雨の合間で、晴れた日の気持ちのいい広場の様子です。

けやき広場

けやき広場

蹄鉄型ベンチ(けやき広場)

昭和14年(1939年)にケヤキが植樹されてから約80年の歴史が流れているけやき広場。

馬事公苑界わいサイン整備の一環で、1939年から2020年までの馬事公苑界わいを中心とした世の中の出来事の年表を座面に刻んだ蹄鉄型のベンチを設置しています。

「けやき広場」は、一年を通じて多様なイベントが行われると共に、日常的に様々な世代から利用されています。この蹄鉄型ベンチは、座ることによって馬事公苑界わいの5つの地域の歴史を体験的に感じることができます。座面や肘掛には木材(ケヤキ)を使用し、けやき広場に調和するデザインとしています。


蹄鉄型ベンチ

蹄鉄型ベンチ近景

座面に界わいの歴史が刻印してあります。

用賀駅前

用賀駅は、東急田園都市線が乗り入れる馬事公苑界わいの南の玄関口です。駅前にはオフィスビルや飲食店、商店街もあり、にぎわいのある風景をつくりあげています。

駅前バスターミナルからは7路線のバスが運行しており、馬事公苑にはもちろん、世田谷美術館や渋谷方面にも行くことができる便利な交通拠点となっています。

用賀駅前
用賀駅前

うま路面表示

馬の路面サイン

桜新町駅

桜新町駅は、馬事公苑の南東に位置し、東急田園都市線が乗り入れています。

周辺には、多数の商店と多くの人でにぎわう桜新町商店街があります。サザエさん一家の銅像があることでも有名で、区内にある観光スポットの一つとなっています。

桜新町駅周辺

桜新町駅周辺

サザエさん一家銅像

サザエさん一家の銅像

品川用水跡(千歳通り)

千歳通り_玉石垣のある風景

品川用水跡
(千歳通り)

品川用水は、現在の品川区まで農業用水を供給した用水路で、江戸時代に玉川上水から分水し、開削しました。世田谷各村をはじめ、下流の村々までの多くの農村の灌漑(かんがい)に役立ってきましたが、戦後は需要が減少し、全面的に埋め立てられました。

千歳船橋駅周辺から馬事公苑界わいまでを結ぶ千歳通りは、今でも品川用水跡の線形を保ち、歴史の名残を残しています。

第1回地域風景資産【1-03玉石垣のある風景】

世田谷清掃工場の煙突

馬事公苑から西に目を移すと、大きな煙突が見えます。世田谷清掃工場の煙突です。元々は赤白ボーダーの煙突でしたが、昭和63年の煙突建替えの機会を捉え、「生活を支える重要な施設。暮らしの中でもっと身近なものにしたい。」と、色彩デザインを一般公募しました。

そこで一席に選ばれた作品が現在塗られているもの。日本の伝統色で塗り分けられています。白は雲をイメージし、青は瓶覗(かめのぞき)色、グレーは銀鼠(ぎんねず)色、実は一番下には山葵(わさび)色がぬられているんですよ。

雨の日も、曇りの日も、晴れの日も、いつでも生活に溶け込む世田谷のランドマークの一つとなりました。

世田谷清掃工場の煙突

世田谷清掃工場の煙突

大山道児童公園

江戸時代中期、関東一円の農村には雨乞いのために、雨降り山とよばれる丹沢の大山に参詣する習慣がありました。

これを大山詣といいます。赤坂見附から、青山、世田谷、二子、溝ノ口、長津田、伊勢原を経て大山に至るこの道は、俗に大山道とよばれていました。世田谷区内の大山道は、三軒茶屋、世田谷通り、ボロ市通り、そして弦巻を通って、用賀、二子玉川にぬけていました。

しかし大山詣は、しだいに信仰は口実となり、帰り道東海道に出て、江ノ島や鎌倉で遊ぶ物見遊山の旅に変わってきました。この像は、そんな大山詣をする商家の主人をモデルに、たぶん一服しただろうと思われるこの場所に設置したものです。

大山道旅人の像

大山道旅人の像

豪徳寺

マネキネコ

招き猫

東急世田谷線上町駅から世田谷城址公園(東京都指定文化財)を目指して歩くと、その隣には、豪徳寺があります。開基は、文明12(1480)年、世田谷城主吉良政忠が伯母弘徳院殿久栄理椿大姉のために建てた世田谷城内の小庵で、当初その戒名にちなんで弘徳院と名付けられました。

江戸時代に入り、徳川家康に信任の厚かった彦根藩2代藩主井伊直孝が菩提寺としてから栄えるようになった寺院です。豪徳寺の寺号は直孝の戒名「久昌院殿豪徳天英居士」に基づいて命名されたものです。

「招き猫」の発祥の地とも言われている豪徳寺。こんな話があります。井伊直孝が遠乗りをして弘徳院の門のあたり休んでいると、猫が「オイデオイデ」と手招きをしていました。

直孝が中に入ると急に雷雨となり、それまでいた門に雷が落ちました。危険を猫により免れた直孝は和尚に寄進し、弘徳院を立て直すと共に、井伊家の菩提寺としたとの事。

この話の中に出てくる「招き猫」は、滋賀県彦根市のマスコットキャラクターのモデルにもなっているそうです。

桜田門外の変で襲撃を受け亡くなった彦根藩15代藩主井伊直弼のお墓も豪徳寺にあります。

井伊直弼 墓

井伊直弼 墓

魅力向上に向けた取組み

サイン整備

まちの魅力向上構想の取り組みの一つとして、最寄り5駅(千歳船橋駅、経堂駅、上町駅、桜新町駅、用賀駅)から馬事公苑までのサイン整備があります。駅から馬事公苑まで、馬事公苑から駅まで、わかりやすく、安全に、そして楽しく歩けるようなサインを目指しています。

スケジュール

まちを盛り上げるイベントの開催

馬事公苑界わいの盛り上げる様々なイベントを開催しています。

詳細は馬事公苑界わいのイベントに関するページをご覧ください。

お問い合わせ先

都市整備政策部 都市デザイン課  

ファクシミリ:03-6432-7996

最寄駅:東急田園都市線 二子玉川駅より徒歩11分、東急大井町線 上野毛駅より徒歩7分