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最終更新日 2018年4月1日
ページID 4673
世田谷区には、区が把握しているだけで湧水が約80か所あり、特に国分寺崖線に沿った地域に多く分布しています。
湧水は自然に潤いを与え、みどりや生き物を育み、地下水は健全な水循環の役割を担っています。湧水は地下水の状態を示すバロメーターです。
また、烏山寺町周辺は、貴重な浅い層の地下水「宙水」(ちゅうすい・ちゅうみず)があります。
通常、武蔵野台地の浅い地下水は、レキ層の中にありますが、烏山寺町(世田谷区北烏山)の周辺では、レキ層より上のローム層の中にも「宙水」と呼ばれる地下水の層があります。このため、とても浅い井戸でも水を得ることが出来ます。
宙水はどこにでもあるというものではなく、武蔵野台地の中でも限られたところにしかありません。浅い地下水は枯れやすいため、今では残っているところはわずかです。
世田谷区では湧水・地下水の保全のため以下の調査を行い、長期的な変化を把握することで、湧水・地下水の保全に役立てています。
世田谷区の湧水・地下水は、雨量の影響を強く受けて湧水量や地下水位が変化する傾向があります。長期的には市街化による雨水の地下浸透量低下などが原因と思われる、わずかな減少傾向がみられます。
世田谷区では、雨水浸透施設(屋根に降った雨を地下に浸透させる施設)の設置を推進するため助成制度を行っています。詳しくは雨水浸透施設に関する助成制度のページをご覧ください。
みどり33推進担当部 みどり政策課
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