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最終更新日 2024年4月1日
ページID 3699
小田急線の祖師谷大蔵駅の南側隣接地において「祖師谷大蔵駅南地区市街地再開発事業」が行われ、プラッツ砧という住宅・店舗等の複合施設が建てられました。このページではその再開発の概要を紹介します。(以下、市街地再開発組合パンフレット抜粋)
祖師谷大蔵駅南地区は、世田谷区の西部に位置し、区内を東西に横断する小田急小田原線(都市高速鉄道9号線)祖師谷大蔵駅の南側に隣接しています。当該地区は、古くからの市街地で、駅周辺の商店街とその外郭の住宅地より成り立っており、老朽化した家屋・商店や幅員の狭い道路が多く、防災上及び住環境上の問題点を抱えていたほか、道路・交通環境の改善も望まれている地区でした。
また、地区更新計画区域(現・市街地総合再生計画)及び「東京都都市開発方針」における再開発促進地区内の約0.34ヘクタールを本市街地再開発事業の施行地区としました。
さらに、地区周辺では、小田急線連続立体交差化事業や周辺道路整備事業等の線的な整備が行われており、ここれら事業と歩調を合わせた面的な整備が必要な地区でもありました。
本地区の再開発は、建物の不燃化、区画街路の整備並びに壁面後退による歩行者空間の創出等によって、防災機能の向上と歩行者の安全を図り、安全なまちづくりを目指しています。
敷地内にゆとりのある歩行者空間を確保し、樹木等による緑化に努め、周辺への環境にも配慮した快適なまちづくりを目指しています。
駅前という地域特性と周辺のまちづくり事業(小田急線連続立体交差化事業、細網7号線整備事業、祖師谷通り整備事業)の進捗状況に配慮しながら、建物の共同化と土地の適正な高度利用を図っていきます。このことによって、商業進行と良好な住宅の供給を行い、商業と住宅の調和した新しい地域生活拠点の創造を目指してまちづくりを進めていきます。
所在地 | 東京都世田谷区砧8丁目10番1号(住居表示) |
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地域・地区 | 近隣商業地域(建ぺい率 80% 容積率 300%) 高度利用地区 防火地域 |
用途 | 共同住宅・店舗・銀行・駐車場・駐輪場 |
規模・構造 | 地上10階 地下2階 塔屋1階 鉄骨鉄筋コンクリート造 |
敷地面積 | 2,756.21平方メートル |
建築面積 | 1,856.30平方メートル |
延べ面積 | 12,531.32平方メートル |
駐車台数 | 78台 |
駐輪台数 | 253台 |
本地区は、小田急線祖師谷大蔵駅の駅前商業地であるとともに、「世田谷区新基本計画」及び「都市整備方針」で区民の日常を支える核として、地域生活拠点に位置付けされています。さらに「住宅整備方針」においても、住宅・住環境整備重点地区に位置付けられています。
これらに対応するため、住居・商業の各用途にふさわしい良好な環境を創出し、また、周辺環境との調和を図りながら、駅周辺地区の新しい「顔」となる、活気とうるおいのある空間づくりを行います。
地下1階に核となる商業施設、地下2階に機械式駐車場を、1階・2階に商業・業務施設、3階~10階に住宅を配置した、駅に隣接する利便性の高い複合ビルとして整備します。また、住宅は、住環境及び地区周辺の日照等の環境に配慮しています。
地区東側の区画街路2号(祖師谷通り)は、約1.5メートルの拡幅(全幅員7メートル)をします。また、北側の区画街路1号は、幅員4メートルとして整備します。
外周道路より建物を4メートル後退させることにより、歩行者空間を確保するとともに、樹木等の緑を配置し、ゆとりある快適な歩行者空間として整備します。
建物の不燃化を行うとともに、オープンスペースの確保や樹木等の設置、地下には防火水槽(60トン)を設置することにより、周辺の防災対策の向上を図っています。
オープンスペースにおいては、段差のない安全な歩行者空間を確保するとともに、各施設において、エレベーターや手摺り等を設置し、だれもが利用しやすいように配慮しています。また、住宅部は、加齢者対応可能な仕様とします。
住宅及び商業施設対応の駐車場(地下2階・機械式)・駐輪場を設置します。駐車場は、付置義務台数よりも多いゆとりある設計となっており、敷地内にアクセス路を設置することにより、交通渋滞などの周辺道路に及ぼす影響への配慮をしています。
雨水浸透枡やトレンチ管により雨水浸透量を確保します。
名称 祖師谷大蔵駅南地区第一種市街地再開発事業
施行区域面積 約0.3ヘクタール
名称 | 幅員【全幅員】、延長 | 備考 |
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区画第1号線(区画街路) | 幅員4.0メートル 延長約30メートル | 区道の新設 |
区画第2号線(区画街路) | 幅員3.5メートル【7.0メートル】延長約70メートル | 区道の拡幅 |
区画第3号線(区画街路) | 幅員6.0メートル【12.0メートル】延長約50メートル | 区道の拡幅(すみきりの整備) |
建築面積 | 約1,800平方メートル |
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建ぺい率 | 約70% |
延べ面積 | 約12,800平方メートル (容積対象面積 約11,000平方メートル) |
容積率 | 約400% |
主要用途 | 住宅・店舗・業務・駐車場 |
建築物の高さの限度 |
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建築敷地面積 | 約2,800平方メートル |
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整備計画 | 周辺道路の整備に併せて、敷地内に4メートルの歩道状空地を確保する。 |
戸数 | 約60戸 |
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面積 | 約5,000平方メートル |
最高容積率 | 10分の40以下 |
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最高建ぺい率 | 10分の7以下 |
最低容積率 | 10分の20以上 |
最低建築面積 | 200平方メートル以上 |
壁面の位置 | 4メートル |
防災街づくり担当部 市街地整備課 再開発・区画整理
電話番号:03-6432-7155
ファクシミリ:03-6432-7982