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最終更新日 2025年7月5日
ページID 26696
等々力児童館には、「こどもの声ポスト」という仕組みがあります。
子どもたちが児童館に言いたいことがあれば、誰でも、なんでも、いつでも、無記名でその思いを伝えることが出来る仕組みです。
「こわれた(おままごとの)レジをなおしてほしい」「男子が話しかけてきてうるさい」「じどうかんめちゃくちゃおもしろいよ」などなど。中には、「いま好きな子がいて、ついついラブレターをわたしちゃいます」なんて言う相談も。
2歳の子から中高生まで、様々な声が寄せられています。
「ボールを増やしてほしい」という声を受けると、職員で話し合い、翌日にはボールを一つ増やしました。これは、子どもの声が運営に影響力を持つことになった分かりやすい例です。
声は聴くだけではなく、その声をどのように反映させるか、フィードバックこそ重要だと考えています。
「ゴミが落ちているのをなくしたい」という声には、どうしたらごみが減るか?子どもたちに素直に聞いてみました。ゴミを置いていく子を厳罰に処す!という声もありましたが、児童館は罰を基本にルールは作っていないんだよという思いを伝え、クリーンアッププロジェクトというPJが始まりました。子どもたちが気付いた時に掃除や片づけなど手伝うと、ポイントがたまってランクが上がっていくというもの。最後「大将」まで上り詰めた子には良いことが!?それは、最終的に大将になった4人のみが知るヒミツです。
ほかにも、年間150を超える声が集まっています。それにより、運営が変わることもしばしば。希望に添えないような場合もありますが、その理由も含め必ず返事を書いています。
こどもの声ポストの仕組みには、大きく二つのねらいがあります。(1)子どもたちが児童館の運営に参画できること、(2)参画できることを可視化して来館者全体に示すこと。
先日は「じどうかんのしょくいんになりたい」という声が入っていました。うれしい!
これからも、何でも言える自分の居場所=児童館を目指して、子どもたちの思いに寄り添っていきたいと思います。
子ども・若者部 等々力児童館
電話番号:03-3703-3506
ファクシミリ:03-3703-2653