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最終更新日 2024年10月23日

ページID 4840

アスベスト含有建築物等の解体工事等に係る届出等

 

アスベスト含有建築物等の解体工事等に係る届出

アスベスト含有建築物等の解体工事や改修工事の際には、飛散防止への十分な配慮が必要になります。

下記の要件に該当するアスベスト含有建築物等の解体工事等の施工者は、作業場所、作業期間、作業方法などを、工事開始の14日前までに世田谷区窓口に届出なければなりません。

【郵送の際の注意事項

  • 通常の届出に必要な書類一式(正本・副本の2部)とE-mailアドレスがわかる資料を工事着手14日前までに環境保全課へ届くよう、以下の郵送先へお送りください。
  • 添付書類の不足がないかの確認、届出書の日付が誤っていないかなど、必ず確認して書類不備がないようにしてください。書類が足りない場合は受付できないためご注意ください。
  • 可能な限り、発送記録が残る郵送方法(レターパック等)での提出をお願いします。
  • 日時がわかるように検査希望日を第3希望まで記載した資料を添付してください。
  • 届出内容や検査日時の確認のため、発注者や元請業者等、届出に記載のある方へ区からE-mailにて連絡させていただく場合があります。

【郵送先】〒158-0094世田谷区玉川1-20-1世田谷区 環境政策部 環境保全課 あて

法令等による届出

工事要件

届出様式

大気汚染防止法

環境確保条例

様式第3の5

様式第3の5
様式第3の5
(PDF:12KB)

第35号様式

第35号様式
(ワード:30KB)
第35号様式
(PDF:7KB)

吹付けアスベストの使用面積

15平方メートル以上

15平方メートル未満

 

吹付けアスベスト、保温材等が使用されている建築物の延べ面積又は工作物の築造面積

500平方メートル以上

500平方メートル未満

 

大気汚染防止法及び環境確保条例の両方の届出に該当する場合は、同時に届出てください。

環境確保条例の届出における添付書類等については、大気汚染防止法の届出に準じます。

また、大気汚染防止法の届出が必要な工事では、工事開始前に標識の設置と近隣説明を行っていただき、その報告書を世田谷区に提出する必要があります。詳しくは「解体工事等の事前周知」をご確認ください。

各届出については下記の連絡先にお問合せください。

  • 環境政策部環境保全課 電話番号 03-6432-7137

なお、解体工事等を実施する場合は、所轄労働基準監督署長にも届出を行う必要があります。詳しくは下記の連絡先にお問合せください。

  • 厚生労働省東京労働局労働基準部健康課 電話番号 03-3512-1616
  • 厚生労働省東京労働局渋谷労働基準監督署安全衛生課 電話番号 03-3780-6535

アスベスト含有建築物等の解体工事等に係る注意事項等

解体工事等における作業遵守事項

工事の施工前

アスベスト使用状況の事前調査を行ってください。事前調査に当たっては、下記の「アスベスト使用状況の事前調査」を参考に 行ってください。

工事の施工中

アスベスト含有材料の除去作業は、法律・条例に規定する方法により解体工事等に先立って実施してください。

工事の終了時

アスベスト含有材料の破片その他の屑等は、廃棄物の処理及び清掃に関する法律に基づき処理してください。

アスベスト使用状況の事前調査

設計図書による調査

建築年代、仕様書、図面及び修繕などの記録を調べ、アスベスト含有建材の使用の有無を確認してください。

目視による調査

点検確認に当たっては、下記の「建築物等におけるアスベストの使用実態」を参考に実施してください。

分析による調査

設計図書による調査及び目視による調査でアスベストの使用状況が判明しない場合は、アスベストを使用していると目される箇所からの適量の試料を採取し、JIS規格に基づく分析法によりその有無(重量の0.1%を超えてアスベスト繊維を含むかどうか)を分析機関に依頼して確認してください。なお、試料の採取に当たっては、アスベスト・粉塵が飛散しないように採取する箇所を湿らせてから行うことや、採取後は補修を施す等の措置を講じてください。

建築物等におけるアスベストの使用実態

アスベスト含有材料

主な用途・使用場所

使用期間

吹き付けアスベスト

  • 3階建て以上または床面積の合計が200平方メートル以上の鉄骨の建築物のはり、柱等
  • ビルの空調機械室・ボイラー室等の天井、壁
  • ビル以外の建造物(体育館、講堂、工場、学校等)の天井、壁

昭和30年頃(耐火被覆用は昭和38年頃)から昭和50年頃まで

アスベスト含有

吹き付けロックウール

昭和45年頃から平成元年頃まで

(一部で平成7年頃まで使用されていたことが確認されています。)

アスベスト保温材

  • ボイラーなど建築設備や空調設備のダクトなどの継目部分
  • 鉄骨材等の耐火性を確保するための耐火被覆板

昭和30年頃から平成元年頃まで

(一部で平成7年頃まで使用されていたことが確認されています。)

アスベスト成形板の除去

粉塵等が周囲に飛散しないように、次のような飛散防止策を講じてください。

  • アスベスト成形板が使用されている箇所の解体は、手作業により丁寧に解体してください。
  • 運搬に支障をきたす等やむを得ない場合を除き、破砕等を行わずに解体してください。
  • 散水等によりアスベスト成形板を十分湿潤状態にしてから、解体作業を行ってください。
  • 工事現場の周囲を防塵シート等により養生してください。

廃棄方法(処分の基準)

吹き付けアスベスト等

管理型又は遮断型最終処分場のうちの一定の場所において、かつ、当該吹き付けアスベスト等が分散しないように埋立処分しなければなりません。ただし、中間処理により特別管理産業廃棄物の性格を失った場合は、普通の産業廃棄物として処分することができます。詳しくは「廃棄物処理法における廃石綿等の扱い-環境省-」をご確認ください。

アスベスト成形板

安定型又は管理型最終処分場に埋立処分することができます。

お問い合わせ先

環境政策部 環境保全課  

ファクシミリ:03-6432-7981