このページに知りたい情報がない場合は
世田谷区トップページ > 世田谷地域 > 経堂地区 > 安全・安心・防災 > 避難所運営訓練・防災訓練(経堂地区) > 経堂小学校避難所運営訓練(経堂地区)
ここから本文です。
最終更新日 2024年10月11日
ページID 10175
令和6年10月6日(日曜日)に世田谷区立経堂小学校にて、令和6年度経堂小学校避難所運営訓練を実施しました。宮坂3丁目町会、経堂北町会の避難所運営委員を中心に、発災直後を想定した避難所開設訓練を行いました。
また、今回の訓練には経堂小学校に通うお子さんを連れたご家族などの地域住民や、地域の介護事業所の職員及び経堂あんしんすこやかセンター(地域包括支援センター)の職員など、計51名の方々にご参加いただきました。
経堂地区では、今回のような訓練等を通して、災害時に地域全体が支えあっていくための体制づくりに努めています。
避難所看板の掲示
災害がいつどこで発災するか予測することは困難であるため、常日頃から災害に備えておく必要があります。そのため、経堂小学校避難所運営委員会(以下「委員会」)では、発災後に円滑な避難所開設が行えるよう、発災直後を想定した避難所開設訓練を行いました。
委員会にて作成している避難所運営委員名簿を参考に、総務・情報班、避難所班、給食・物資班、救護・衛生班の4つの班に分かれ、避難所の開設に係る訓練を行いました。(各班の訓練内容についてはページ下を参照)
また、今回は一般参加者を募集し、実災害時の避難者役として訓練にご参加いただきました。体育館への避難後には、各訓練ブースを見学することで、災害時の避難生活を体験していただくことができました。
校庭へ集合する参加者
総務・情報班では、体育館の安全確認・特設公衆電話(災害伝言ダイヤル171)の設置・体育館内の受け入れ準備(区割り)を行いました。
一般参加者の方へは、特設公衆電話を使用した災害伝言ダイヤルの体験や実際に避難生活を行う体育館の様子を見学いただきました。
体育館の安全確認を行う運営委員 |
特設公衆電話(災害用伝言ダイヤル) |
体育館への避難体験 |
避難所班では、避難者の誘導・避難者受付訓練を行いました。今回の訓練では、世帯別での避難者カードの記入・配給カードの配布をもって受付としました。
一般参加者の方には、避難所の受付を開始するまでの流れをご確認いただきました。
避難者受付体験
給食・物資班では、応急給水栓の設置及び動作確認・体育館内トイレの安全確認を行いました。体育館内トイレの安全確認では、簡易トイレの使用方法を確認しました。
一般参加者の方には、応急給水栓の操作方法をご案内することができました。
応急給水栓の設置・動作確認
救護・衛生班では、防災倉庫に備蓄されている救護資材の確認・マンホールトイレの設置及び動作確認を行いました。
一般参加者の方には、マンホールトイレの組み立て(1基)を体験していただきました。
マンホールトイレの組立
在宅避難とは、災害時に避難所ではなく自宅で避難生活を送ることを言います。
避難所は、災害による家屋の倒壊や火災によって被災し、自宅での避難生活が困難な方のために開設されるものであるため、収容人数や備蓄物品には限りがあります。大規模災害時には、多くの避難者との共同生活を強いられ、居住スペースやプライバシー保護の観点から、決して良好な環境とは限りません。在宅避難であれば、自身が住み慣れた環境で避難生活を送ることができるため、心身の健康を保ち易くなります。
そんな在宅避難の啓発を行うため、今回の訓練では、区で行っている「防災用品のあっせん」・「せたがや防災カタログ」についての啓発ブースを設置しました。
在宅避難啓発コーナー
経堂小学校は区内の指定避難所です。自宅での生活が困難な場合、または二次災害を受ける可能性のある場合に一時的に受け入れ、生活するための場所です。
避難所の開設や運営は宮坂3丁目町会と経堂北町会が主体となって行います。対象区域は、経堂2丁目全域、経堂3丁目全域、宮坂3丁目全域、桜上水1丁目23番です。
今回の訓練をきっかけに、今後発生するかもしれない大規模地震等に備え、家族で避難先や連絡方法について話し合ってみましょう。
経堂地区キャラクター「お経ちゃん」
世田谷総合支所 経堂まちづくりセンター
電話番号:03-3420-7197
ファクシミリ:03-3420-5710