弱視の早期発見・早期治療のために、3歳児健康診査でスポットビジョンスクリーナーを用いたスクリーニング検査を実施します

最終更新日 令和4年4月1日

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令和4年4月から、総合支所健康づくり課で実施する3歳児健康診査の眼科検査で、スポットビジョンスクリーナーを用いた屈折検査を実施します。

スポットビジョンスクリーナーとは

スポットビジョンスクリーナーは、弱視の危険因子となる斜視及び眼位異常(近視、弱視、乱視、不同視等)を数秒でスクリーニングできる機器です。検査前に目薬をさしたり、大きな機械の前に座ってレンズをのぞき込む必要もないため、比較的簡単に検査を行うことができます。

お子様は抱っこされた状態のままカメラで写真を撮られる感覚で検査できます。照明を落とした半暗室で行いますが、概ね1分もかからず終了します。

スポットビジョンスクリーナー本体
スポットビジョンスクリーナー
スポットビジョンスクリーナーによる検査の様子
スポットビジョンスクリーナーによる検査の様子

対象者

令和4年4月1日以降の総合支所健康づくり課における3歳児健康診査受診者

なぜ3歳児健康診査で実施するのか

子どもの視力が発達する時期は3歳~5歳がピークで、6~8歳頃までには成人とほぼ同等になると言われています。この時期に屈折異常や斜視などの問題があり、正常な視覚刺激が入らない場合、視力が正常に発達せず弱視となってしまうことがあります。弱視の多くは、3歳までの発見で、矯正眼鏡の常用と健眼遮閉治療・弱視訓練により就学までに治癒する可能性が高くなります。

お子さまの健やかな成長のために是非、3歳児健康診査を受診してください。

検査で異常を指摘されたら

スクリーニング検査結果で異常を指摘されたら、より精密な検査を行うことができる専門機関(眼科)を紹介します。必ず眼科を受診しましょう。

添付ファイル

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このページについてのお問い合わせ先

世田谷保健所 健康推進課

電話番号 03-5432-2947

ファクシミリ 03-5432-3102