認知症とは

最終更新日 令和2年4月1日

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認知症は誰にも起こりうる脳の病気によるもので、85歳以上では4人に1人にその症状があると言われています。

認知症とは、いろいろな原因で脳の細胞が死んでしまったりして、脳の司令塔の働きに不都合が生じ、さまざまな障害が起こり、生活する上で支障が出ている状態(およそ6か月以上)を指します。

「もの覚えが悪くなった」「段取りが悪くなった」など気になることがありましたら、区の相談窓口(地域包括支援センター)や医療機関などに早めに相談しましょう。

認知症の原因

認知症にはさまざまな原因があります。症状が軽い段階から適切な治療・ケアを行うことで、症状を軽減したり、進行を遅らせることができます。年のせいだから仕方がない、人に言いにくいからとためらっていると症状が進んでしまうこともあります。

原因によっては、治る病気や一時的な症状の場合もあり、一般の病気と同じように早期診断・早期治療が大切です。

認知症の原因となる主な病気

  • 変性疾患
    アルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症、前頭側頭型認知症など。
    原因は不明ですが、神経細胞が徐々に死んで脳が萎縮することによって起きる病気です。
  • 脳血管性認知症
    脳梗塞、脳出血、脳動脈硬化など。
    脳の血流低下や血管の詰まりなどによって、脳の神経細胞に栄養や酸素が行き渡らなくな り、その部分の神経細胞が、神経のネットワークが壊れることで起きる病気です。高血圧、 高脂血症、糖尿病、不整脈などが悪化すると起こりやすい病気です。

認知症の症状

中核症状

脳の細胞が壊れることによって直接起こる症状です。

  • 記憶障害
    食事したこと自体を忘れる。
    目の前の人が誰なのか分からない。 
  • 見当識障害
    日付や季節感の感覚が薄れる。
    道に迷ったり、遠くに歩いて行こうとする。
    周囲の人との人間関係が分からなくなる。 
  • 理解、判断力の障害
    家電製品、自動販売機、金融機関ATMなどの前で、まごまごする。
  • 実行機能障害
    物事の段取りや計画を立てることができなくなる。

行動・心理症状

記憶障害などの中核症状によって日常生活への対応がうまく出来なくなってくると、本人がもともと持っている性格、環境、人間関係など、さまざまな要因が絡み合って行動や精神状態に問題が起きてきます。

  • うつ状態
    今まで出来ていたことが出来なくなり、自信を失い、すべてが面倒で興味がわかないと感じる。
    意欲や気力が減退したように見えるので、うつ病と間違えられやすい。
  • 徘徊
    本人にとっては理由がある行動だが、周囲には目的もなく歩き回るように見える。
    道が分からなくなり自宅に帰れなくなることもある。
  • もの盗られ妄想
    自分で片付けたことや片付けた場所を忘れ、探しても見つからないと誰かに盗まれたと思い込む。
  • 幻覚
    あるはずの無いものが見えたり、ありえないことを信じ込む。

このページについてのお問い合わせ先

介護予防・地域支援課 認知症在宅生活サポート担当

電話番号 03-5432-2954

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