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最終更新日 2024年4月1日
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気候危機が加速しています。誰もが生存を脅かされるような猛暑や大型台風の襲来が続いています。区では、令和2年(2020年)に「世田谷区気候非常事態宣言」を行い、2050年までに区内の二酸化炭素排出量の実質ゼロ達成をめざしています。
区内には大きな工場は少なく、住宅から排出される二酸化炭素が多くを占めています。これを削減するためには「家庭からの排出」を抑制することが必要です。住宅断熱改修等によるエネルギー消費の抑制や、自然エネルギーへの転換が効果的です。
世田谷区長
保坂展人(のぶと)
全家庭が自然エネルギー由来の電力に転換すると、区全体の二酸化炭素排出量の35%を削減できると試算されます。この量は、40年生の杉の木約1億本が1年間に吸収する二酸化炭素量に相当し、森林面積に換算すると、約10万ヘクタール(東京23区全体の約1.6倍)になります。
区では、群馬県川場村や新潟県十日町市など交流自治体と連携・協力協定を締結し、自然エネルギーの区内での活用を進めています。その他にも、せたがやPayポイントを獲得できる再エネポイントアクション事業や太陽光発電パネルの設置など環境に配慮した住宅改修の経費の一部補助があります。活用をご検討ください。
※アントニオ・グテーレス国連事務総長の発言から(2023年7月)
問合せ先:環境・エネルギー施策推進課 電話番号:03-6432-7130 ファクシミリ番号:03-6432-7981
子どもたちや家族と同様に、安心できる食をおいしく食べていただきたい。国産小麦など自然素材で作ったパンやお菓子を自然が作ったエネルギーで焼いてます。
パン・菓子店オーナー
小林健太郎さん
株式会社ラ・テール
代表取締役社長
自宅に太陽光パネルを設置することはできませんが、再生可能エネルギー電力は、契約を替えるだけで使えます。暮らしの中で、太陽や風の恵みを感じています。
区民 畦田絹さん
世田谷区桜上水在住
昨年夏の記録的な猛暑や、激甚化する豪雨の背景には温暖化があります。温暖化の主な原因が人間の活動による温室効果ガスの排出であることは疑う余地がありません。
今の常識を変え、社会のシステムを変えることが必要です。対策の一つの方法として「再生可能エネルギー電力」の選択は本質的なものと考えます。
江守さんのインタビュー内容はこちらをご覧ください。⇒区HP番号:208702
東京大学教授
江守正多さん
お得なポイント情報もあります
区HP番号:208701
※せたがやRE100とは:区民・事業者・区がそれぞれの立場で再生可能エネルギーの理解・活用を進めることで、世田谷区全体で再生可能エネルギーの利用拡大をめざす取組み。
上記お問い合わせ先参照
このページは広報広聴課が作成しました。