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最終更新日 2021年11月22日
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平成29年11月7日(火曜日)に世田谷区民会館2階集会室において、「本庁舎等整備基本設計 設計者選定報告会」を開催しました。
今回の設計者選定報告会は、最優秀者に選定された株式会社佐藤総合計画と基本設計契約を締結したことから、今回のプロポーザルで最優秀者に選定されるに至った審査経過や最優秀となった設計者の提案内容を、広く区民、関係者等に報告させていただくとともに、基本設計を進めるにあたって、「区民に親しまれる、安全・安心な魅力ある庁舎像」の整備に向けた想い等を共有することを目的に開催しました。
1部では本庁舎等設計者審査委員会 委員長 深尾精一様から審査経過の報告、2部ではプロポーザルで最優秀者に選定された株式会社佐藤総合計画からの提案内容の説明、3部では各登壇者から今回のプロポーザルについての感想等を話していただき、意見交換では、来場者からのご意見等が書かれた付箋をテーマ毎に分け、それらを活用した登壇者による意見交換を実施しました。
(設計者選定報告会の様子)
報告会の第1部では、設計者審査委員会で委員長を務めました、首都大学東京 名誉教授 深尾 精一氏から、世田谷区本庁舎等設計者審査委員会での審査経過についてご報告をいただきました。
深尾委員長からは、審査委員会で議論を重ね、「公正で透明性・公開性のある選定方法で設計者を選定すること」、「優れた建築計画力、デザイン力、技術提案能力、業務遂行能力を有する設計者を選定すること」、「『提案を踏まえながら、人・組織を選ぶ』プロポーザル方式とすること」の3つの点を基本方針として審査委員会を開催し、各審査委員が提案内容を十分に精査したうえで、各審査委員が評価を行い、最優秀者を選定したことが報告されました。
また、今回のプロポーザルで求めたものが、現在地で区庁舎や総合支所の業務を継続させながら、本庁舎等に必要な機能、規模等を確保するとともに、現在の空間特質を継承しつつ、防災拠点となりうるような持続可能な本庁舎等の整備の提案を求めるという、極めて難易度の高いものであったことに触れ、それにもかかわらず、優れた能力を有する6者から、それぞれ高度で充実した提案が提出されたことに対する感謝の言葉が述べられました。
最後に、審査委員会の総意として、設計者に選定された株式会社佐藤総合計画に対して、今後の設計プロセスの過程で、区、議会、そして区民の方々の意見を広く取り入れながら、区民に親しまれる安全・安心な魅力ある庁舎および区民会館を実現されることへの期待が述べられました。
株式会社佐藤総合計画より、提案内容について説明をいただきました。
当日は下記の添付ファイルを使いご説明いただきました。
添付ファイル(当日の説明資料)(1)(PDF:3,318KB)、(2)(PDF:3,131KB)、(3)(PDF:2,737KB)、(4)(PDF:4,313KB)
意見交換は前半と後半に分けて実施しました。
前半では、登壇者(深尾委員長、株式会社佐藤総合計画、保坂区長)より、今回のプロポーザルを終えての感想等をお話しいただきました。
株式会社佐藤総合計画からは、これまでに手がけた庁舎等の設計事例についてもご説明をいただきました。
後半では、「世田谷区本庁舎等整備基本構想」に掲げられている5つの基本的方針をテーマに、来場者の皆様からいただいたご意見等をもとに意見交換を行いました。
その他のご意見についても、各登壇者から意見及び説明をいただきました。
今後も基本設計を進めていく各段階で、区民の皆様へ適宜情報提供をしてまいります。
※庁舎等の設計事例(当日説明資料)(PDF:5,050KB)
(意見交換の様子)
(テーマ1 区民自治と協働・交流の拠点としての庁舎)
(テーマ2 区民の安全・安心を支える防災拠点となる庁舎)
(テーマ3 すべての人に分かりやすく、利用しやすい、人にやさしい庁舎)
(テーマ4 機能的・効率的で柔軟性の高い庁舎)
(テーマ5 環境と調和し環境負荷の少ない持続可能な庁舎)
(テーマ6 その他)
当日アンケートにご記入いただいた意見等を下記に集計しました。
庁舎整備担当部 庁舎管理担当課
電話番号:03-5432-2088
ファクシミリ:03-5432-3006