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世田谷区トップページ > 子ども・教育・若者支援 > 学校外での交流・遊びの場 > プレーパークなど(外遊びの場) > みんなでつくろう‼あそもりプロジェクトー砧あそびの杜プレーパークー【寄附金を募集します(ふるさと納税)】
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最終更新日 2024年10月9日
ページID 19062
《子どもの生きる力を育む外遊び》
子どもは季節を感じながら屋外で仲間たちと思いきり遊び、たくさんの体験を通して豊かに成長していきます。しかし、近年は、都市化、少子化等で、子どもの遊びは屋外遊びより屋内遊びになり、遊びの種類は減少・単純化し、創造性や協調性が培われる集団遊びをしている姿が以前より少なくなってきました。
世田谷区は、すべての子ども達が身近な場所でいきいきと外遊びができる環境を広げていくことが大切と考え、子どもの生きる力を育むため、外遊び体験の推奨を掲げています。
このプロジェクトは、区立大蔵運動公園内に新たにできる区内5箇所目のプレーパーク『砧あそびの杜プレーパーク』のオープンに向けて、みんなで集えるリーダーハウスのウッドデッキ整備など、子どもたちの意見を取り入れた新しいプレーパークをつくりあげていくプロジェクトです。
ココロとカラダを育てる外遊びの場の充実のために応援をよろしくお願いいたします。
豊かな遊びのなかで、やりたいことを「やりきった」子どもたちは、自分はできる!という自信=自己効力感を培っていきます。
私はわたしでいいんだという自己肯定感は、未知なるものへの挑戦や、見たことのない世界への冒険に挑む勇気、そして失敗しても立ち上がれる強さ(レジリエンス)を与えてくれます。
子どもたちは、遊びの中で仲間とたわむれ、失敗を乗り越える経験をとおして、責任感や自己抑制、協調性、創造性などを高め、生きる力を育んでいきます。
夏の暑さ冬の寒さ、太陽の日差しに肌をなぞる風、土や木や水といった自然物のダイナミックな刺激が、身体の基礎を作ってくれます。自然の素材は人工物にはない、感触や匂い・色彩などの複雑な刺激を脳に与えてくれます。
また、外遊びで思いっきり走ったり、飛んだり、ぶら下がったり、大きな動きは体幹を鍛え、トータルに身体の成長を促してくれます。
砧あそびの杜プレーパークでは国分寺崖線の自然豊かな環境で思い切り遊べます!
プレーパークは、子どもたちがやりたい、遊びたいと思うことを可能な限り自由にできることを目指した遊び場です。一般の公園では禁止されているような、たき火、穴掘り、泥遊び、基地づくりなどといったさまざまな「遊び」が子どもの好奇心と創造性を刺激します。プレーパークには、プレーワーカーと呼ばれる大人がいて、遊びの楽しさをひろげたり、子どもを見守る地域住民との関係づくりをして、子どもの遊びの環境を支えています。
世田谷区内には、現在4か所のプレーパークがありますが、唯一プレーパークが未整備だった砧地域の住民からの強い要望を受け、世田谷区と地域住民との協働事業として整備計画を進めてきました。2018年からは、実際に世田谷区内の公園で定期的な遊び場活動をスタートさせ、少しずつ賛同する仲間を増やしながら活動を継続し、遂に2025年3月に正式オープンすることが決まりました。
整備予定地である区立大蔵運動公園
世田谷区内で唯一のアスレチック遊具がある大蔵運動公園は、昔から地域住民に愛される公園です。プレーパークの整備にあたっては、アスレチック遊具を残しつつ、子どもたちの遊びの幅をさらに広げる一体的な空間へと生まれ変わります。
プレーパークの目印看板
「砧あそびの杜」という名前は子どもたちからアイディアを募集して決めました。外遊びの象徴的な場所となるようにという願いと、国分寺外線の坂を下った先に小さなほこらがひっそりとあることから「鎮守の杜」に重ね合わせて生まれた名前です。すでに子どもたちからは、親しみを込めて「あそもり」という愛称で呼ばれています。
プレーパーク利用者の相談対応の場、見守りの場として重要な役割を果たすのが、リーダーハウスです。子どもたちをはじめとした多世代の居場所となるだけでなく、自然の中での遊びをとおした学びの場としても活用していきます。
整備計画にあたっては、どんなリーダーハウスになったらよいか、子どもたちや地域住民の「やりたいこと」や「こうだったらいいな」を話し合うワークショップを行い、みんなの「想い」を設計内容に込めました。
みんなの「想い」が詰まったリーダーハウス(イメージ図)
全5回にわたって開催されたワークショップでは大人も子どもも真剣です。
「あれやりたい!」「これやりたい!」とたくさんのアイディアが出ました。
ワークショップのほかにも、地域の子どもたち約100人に「プレーパークでやりたいこと」、「リーダーハウスでやりたいこと」についてヒアリングを実施しました。その中のアイディアをいくつかご紹介します。
プレーパークは、こうした子どもたちの声を聞き、実際に子どもたちとカタチにし続けていく場所です。
『これなんだろう?やってみたい!』
人は、生まれたすぐあとから、新しい世界に目を輝かせ興味を示し始めます。未知のものへの「これなんだろう?」という興味関心は遊びの原点ともいえます。
五感を通して外の世界を知りたいという欲求から、「やってみたい!」という主体性が生まれます。やらされてやるのではなく、「やってみたい!」から始まるプロセスが遊びです。
『自分でできる』
砂でお山を作ったり、そこに水を流してダムを作ったり…。自分の行いがモノの形を変え、次々と変化していくのを楽しむ様子は、子どもが遊びの世界との関わりを持つ第一歩です。
“私ができる”ことを感じることは、自己認識と自我の確立につながります。遊びを通して自立心の基礎を築きます。
『まねっこ』
子どもは大人や周りの異年齢の子どもの行動をよーく見ています。あんな風になりたいな、やりたいな。他者へのあこがれが自分をのばす意欲につながります。
『だれかと一緒に』
鬼ごっこやドロケイ、ドッジボール…。一緒に遊ぶ仲間がいると楽しさは何倍にも大きくなります。仲のいい友達と一緒だったら、ただのんびりおしゃべりしてるだけで楽しいもの。
仲間との経験はケンカして仲直りして、お互いの意見に折り合いをつける機会を与えてくれます。
『外への誘い』
家の中や屋内の遊びも楽しいけれど、外に出ればもっとたくさんの刺激と可能性が待っています。
四季の移ろい、自然の変化、ダイナミックに仲間と一緒に思いっきり走り回れる広いスペース。外遊びは思いがけない可能性にあふれ、遊びの幅を広げてくれます。
長い時間をかけて外遊びをしない生活になってきた現代の子どもたちは、場があるだけでは遊びづらくなっています。「遊び」の魅力や面白さを子どもたちに伝え、子どもたちが自ら新しい遊びを創り出せるようにそっと励ますことが必要です。みんなで外遊びの重要性を伝え、子どもたちに外遊びを取り戻すために、「いま」できることを一緒に始めましょう。
本プロジェクトは、下記の期間でガバメントクラウドファンディングに挑戦中です。
ふるさとチョイスGCF、ふるさと納税の申し込みは以下画像をクリック
ふるさとチョイスGCFとは、ふるさとチョイスがふるさと納税制度を活用して行うクラウドファンディング(インターネットなどを通じて資金調達をする仕組み)です。
寄付募集期間:令和6年10月3日~令和6年12月31日
いただいた寄附金は、
のために大切に活用させていただきます。
目標金額に達しなかった場合や、目標金額以上の寄附をいただいた場合も、上記の費用として活用させていただきます。
子ども・若者部 児童課
電話番号:03-5432-2306
ファクシミリ:03-5432-3016