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最終更新日 2022年3月9日
ページID 4791
再生可能エネルギーとは、法律(補足)で「エネルギー源として永続的に利用することができると認められるもの」として、太陽光、風力、水力、地熱、太陽熱、大気中の熱その他自然界に存する熱、バイオマスが規定されています。再生可能エネルギーは、資源が枯渇せず繰り返し使え、発電時や熱利用時に地球温暖化の原因となる二酸化炭素をほとんど排出しない優れたエネルギーです。
(補足)エネルギー供給事業者による非化石エネルギー源の利用及び化石エネルギー原料の有効な利用の促進に関する法律
区では、世田谷環境基本計画(平成27~令和6年度)の中で、『自然の恵みを活かしたエネルギーの利用拡大と創出をめざす』こととし、区民の再生可能エネルギー利用率25%という目標を掲げ、その達成に向けて、以下の2つの取組みを行っています。
公共施設を新・改築する際に、太陽光パネルの設置を進めており、該当する小学校では、太陽光発電量がわかるモニターを設置して、環境教育に活用しています。また、太陽光発電に適した屋根を民間事業者に貸し出し、民間事業者と連携して太陽光発電を行っています。
神奈川県三浦市にある区有地(三浦健康学園跡地)に開設した発電所で、年間で一般家庭の約160世帯分の電気を発電し、売電して得た収益を区の環境政策に活用しています。
世田谷区は住宅都市であるため、自区内で大規模なエネルギーの地産が難しく、再生可能エネルギーの資源が豊富な下記5自治体との電力連携による利用拡大も行っています。
日常生活で使用する電気を再生可能エネルギーでつくられた電気にすることにより、地球温暖化の原因となる温室効果ガス排出量の削減に貢献することができます。
世田谷区では、地球温暖化対策地域推進計画にて、以下のとおりの目標を掲げています。
目標年度 | 対象 | 削減目標 |
---|---|---|
中期目標〔2030年度〕 | エネルギー消費量 | 2013年度比で25.1%削減 |
温室効果ガス排出量(7ガス※全体) | 2013年度比で26.3%削減 | |
二酸化炭素排出量 | 2013年度比で27.3%削減 | |
長期目標〔2050年度〕 | 温室効果ガス排出量(7ガス※全体) | 2013年度比で80%削減 |
※地球温暖化対策の推進に関する法律で定める7種類の温室効果ガス
区民・事業者の皆さんとともに手を携え、『自然の恵みを活かして小さなエネルギーで豊かに暮らすまち世田谷』の実現をめざして、取り組んでまいりたいと考えています。
環境政策部 気候危機対策課
電話番号:03-6432-7133
ファクシミリ:03-6432-7981