アメリカオニアザミの駆除にご協力お願いいたします
区内の一部で外来植物であるアメリカオニアザミの生息が確認されています。繁殖力が強く、硬く鋭いトゲを持つ植物です。生息地が広がり、数が増えると駆除が困難となるため、玄関や庭などで見かけた際は、駆除にご協力をお願いします。
アメリカオニアザミについて
- ヨーロッパ原産のキク科アザミ属の多年草
- 紅紫色の花を咲かせ、種をつける繁殖時期はおおおむね6月~10月
- 高さ50センチメートル~100センチメートルとされるが、それ以上になる株も多くあり、区内では2メートルほどのものも確認されている
- 繁殖力が強く、ほかの植物の生息環境を奪う危険性がある
- 茎や葉、花などに硬く鋭いトゲをつける(子どもの目線の高さまでびっしりとトゲをつけ危険)
- 環境省が定める「我が国の生態系等に被害を及ぼす恐れのある外来種リスト」の「総合対策外来種」に指定されている
アメリカオニアザミ
駆除のポイント~小さなうちに根ごと~
- トゲが硬く鋭いため、厚い手袋(革製やゴム製)をつけて作業し、強く握らない
- スコップなどで根ごと取り除くと再生する恐れがない
- できるかぎり小さなうちに駆除する
- トゲがごみ袋を貫通しないよう新聞紙等でくるみ、可燃ごみに出す
- ケガのないよう、安全に気をつけて作業する
生育初期のアメリカオニアザミ
補足・注意点
- 多年草のため、地上部だけを刈り取っても再生するおそれがあります。
- 大きく育ってからの駆除は作業量が多くなり、また結実後は種が飛散します。
- トゲがごみ袋の外へ貫通するおそれのある場合は、目にとまる箇所に「植物のトゲ注意」と表示してください。