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最終更新日 2019年9月1日

ページID 4690

国分寺崖線保全の取り組み

国分寺崖線(がいせん)とは

立川市、国分寺市、小金井市等から連なる崖が「国分寺崖線」です。多摩川が10万年以上かけて武蔵野台地を削り取ってできたものです。樹林や湧水等の豊かな自然環境が残り、「世田谷のみどりの生命線」とも言われる場所です。世田谷区では、保全整備の取り組みを進めています。

国分寺崖線全体図のイラスト

国分寺崖線全体図

国分寺崖線断面図のイラスト

国分寺崖線断面図

国分寺崖線保全の取り組み

国分寺崖線を守る4つの条例

世田谷区国分寺崖線保全整備条例

国分寺崖線とその周辺の良好な景観形成と住環境の整備を図るために、建築に関する制限などを定めました。

国分寺崖線保全整備条例のページ

斜面地における建築物の制限に関する条例

国分寺崖線をはじめ、斜面地に建築される集合住宅について、周辺の良好な住環境との調和を図るために、建築に関する制限などを定めました。

斜面地における建築物の制限に関する条例のページ

風景づくり条例

地域の風景に考慮し、世田谷らしい風景を作っていくために、一定規模以上の建設行為について届け出義務などを定めました。国分寺崖線とその周辺を「水と緑の風景軸」として重点的な地域として指定し、届け出範囲、行為を強化しています。

風景づくり条例・計画のページ

みどりの基本条例

みどり豊かな世田谷区の実現を目指し、保存樹木制度や特別保護区などの制度と共に、建築行為等に伴う緑化義務などを定めました。国分寺崖線とその周辺を「国分寺崖線保全重点地区」を定め、建築行為等に伴う緑化率等を強化しています。

みどりの計画書(緑化地域制度)のページ

なお、国分寺崖線とその周辺は、東京都風致地区条例により「多摩川風致地区」に指定され、風致の保全のため、建ぺい率や敷地境界からの建物の距離の制限が定められています。

東京都風致地区条例のページ

これまでの取り組み

平成17年3月 国分寺崖線保全整備条例を制定しました

区では、国分寺崖線の恵まれた水と緑の環境を「みどりの生命線」と位置づけ、保全に取り組んでいます。しかし、近年の住宅開発等により斜面地の樹林などのみどりが大幅に減少してしまっています。そこで、「国分寺崖線保全整備条例」を定め、国分寺崖線保全整備地区を指定し、国分寺崖線とその周辺地域における良好な景観の形成及び住環境の整備を図り、貴重な自然環境が残された国分寺崖線の保全整備を推進しています。

国分寺崖線保全整備条例のページ

平成19年3月 「国分寺崖線発見マップ」発行しました

世田谷区内の国分寺崖線には、玉川地域の「おもいはせの路」と、砧地域の「きしべの路」の2つの散策ルートが設定されています。これらおすすめルートを中心に、世田谷の自慢である崖線の自然や文化遺産をみなさんに知っていただくため、「国分寺崖線発見マップ」を発行いたしました。ぜひこのマップを手に、国分寺崖線の魅力を見つけてみてください。

国分寺崖線マップのページ

お問い合わせ先

みどり33推進担当部 みどり政策課  

ファクシミリ:03-6432-7989