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最終更新日 2025年12月1日

ページID 29376

区内の自然共生サイト

地域生物多様性増進法に基づく「自然共生サイト」の認定について

環境省では、生物多様性の保全を推進する取組として、令和5年度から、『民間企業や団体等による保全活動が適切に行われている区域を「自然共生サイト」』として認定する制度を開始しました。

さらに、これらの取組を一層促進するため、令和7年4月からは、『自然共生サイトを法的に位置付ける「地域生物多様性増進法」』が施行されました。
本法のもと、企業やNPO等が策定・実施する「増進活動実施計画」や、市区町村が地域の多様な主体と連携して取りまとめる「連携増進活動実施計画」について、主務大臣(環境大臣、農林水産大臣及び国土交通大臣)により認定されます。

認定サイト一覧(環境省ホームページ)

身近な自然も対象に「自然共生サイト」(環境省ホームページ)

地域生物多様性増進法に基づく「自然共生サイト」の認定(令和7年度第1回)について(農林水産省ホームページ)

地域生物多様性増進法に基づく「自然共生サイト」の認定 (令和7年度第1回)について(国土交通省ホームページ)

区内の「自然共生サイト」認定箇所について

1.玉川髙島屋S・C フォレストガーデン(区内初)

玉川高島屋S・C屋上庭園世田谷区内に立地する玉川高島屋ショッピングセンター(S・C)の屋上庭園「フォレストガーデン」と「ローズガーデン」が、環境省の令和 6 年度(2024年度)後期「自然共生サイト」に認定されました。

認定サイト一覧(2024年後期)(環境省ホームページ)

サイトの詳細「高島屋S・C フォレストガーデン」(環境省ホームページ)

玉川高島屋 S・C の屋上庭園は、周辺の多摩川や国分寺崖線をつなぐ“ハブ“となる緑地をめざしており、多様な生きものが集まり、育ちやすい環境が提供されています。
現在では、合計 4,300 平方メートルの屋上庭園に約 160 種類の植物が生育しており、人と生きもの、双方の「憩いの場」となっています。

このような、玉川高島屋 S・C の開業当時から続く緑園づくりや環境教育への取り組みが評価されたことにより、この度、環境省「自然共生サイト」に認定されました。

玉川高島屋 S・C を運営する東神開発株式会社のWEBサイトでも、今回の「自然共生サイト」認定の背景・詳細が紹介されています。

「屋上庭園」がつなぐ二子玉川の自然 〈玉川高島屋S・C〉 | 東神開発株式会社

東神開発株式会社

玉川高島屋S・C

2.シモキタのはら広場

シモキタのはら広場北沢地域に立地する「シモキタのはら広場」が、環境省・農林水産省・国土交通省の「自然共生サイト」に認定されました(令和7 年度(2025年度)認定)。
認定サイト一覧(環境省ホームページ)

 シモキタのはら広場は、小田急線の地下化に伴う再開発の一部で、下北沢駅南西口からわずか徒歩1分の、もともと線路だった場所です。世田谷区と、土地を所有する小田急電鉄とが協力して整備した公共の緑地広場です。

わずか0.067haで2022年初夏にオープンしたばかりですが、60種以上の昆虫が確認され、街の人々が自然に触れられる貴重な場所になっています。

緑地を管理するシモキタ園藝部の環境改善や生き物調査などが評価され、「地域生物多様性増進法」に基づく活動として認定されました。
今後も生き物調査やさらに生物多様性を高めるためのワークショップなどが企画されており、自然共生サイト認定についてはシモキタ園藝部のnoteにも紹介されています。
シモキタのはら広場が自然共生サイトに認定されました!(シモキタ園藝部note)

お問い合わせ先

みどり33推進担当部 みどり政策課 みどり保全・創出担当係

ファクシミリ:03-6432-7989