このページに知りたい情報がない場合は
世田谷区トップページ > 福祉・健康 > 健康・保健・衛生 > 各種健康診断 > がん検診 > 世田谷区令和6年度がん講演 胃がんの検診と予防(動画配信)
ここから本文です。
最終更新日 2025年3月10日
ページID 10837
世田谷区は、「がんの正しい知識を持ち、日ごろから予防と早期発見に取り組むとともに、がんになっても必要な支援を受けながら自分らしく暮らせる地域社会の実現」に向け、区民等を対象とするがん講演を開催し、がんに関する正しい知識の普及・啓発を行っております。令和6年度は「胃がんの検診と予防」について動画で分かりやすく説明します。(動画撮影日:令和6年11月7日(木曜日)
公益財団法人がん研究会 有明病院 上部消化管内科部長
後藤田 卓志氏
職歴
1992年 3月 東京医科大学医学部卒業
1995年 6月 国立がんセンター中央病院レジデント・がん専門修練医
2006年 4月 国立がんセンター中央病院消化器内視鏡部医長
2010年 4月 国立国際医療研究センター病院消化器内科医長・内視鏡科科長
2015年11月 日本大学医学部内科学系消化器肝臓内科学分野教授
2023年10月 公益財団法人がん研究会有明病院上部消化管内科部長
免許・資格
医師免許
日本消化器内視鏡学会専門医
日本消化器病学会専門医
厚生労働省臨床修練指導医
日本消化器内視鏡学会指導医
日本消化器病学会指導医
世田谷区オフィシャルチャンネル(YouTube)で配信します。配信期間は令和7年2月3日(月曜
日)から令和7年10月31日(金曜日)です。動画は3本立てになっています。
動画は(1)「がん検診」
(2)「がん(癌)を理解する」
(3)「胃がんの予防(検診・健診)」からご視聴いただけます。
アンケートは令和7年3月2日で受付を終了いたしました。ご協力いただきましてありがとうございました。
アンケート実施時にお寄せいただきましたご質問に対する講師からの回答は以下のとおりです。
<ご質問>
区の胃がんリスク(ABC)検査を受診し、ピロリ菌に感染していることがわかりました。
胃がん内視鏡検診を受診したところ、がんに繋がるものは今の所ないと診断されましたが、いずれがんになるのでしょうか。
<回答>
ピロリ菌がいるからといって全員が胃がんになるわけではありません。100人に1人程度です。
また、今後ピロリ菌の除菌治療をすると思いますが、除菌によって胃癌リスクがある程度減ります。
ただ、誰が、どのような条件ならリスクが減るのか増えるのか個別の状況はまだわかっていません。
よって、今後はピロリ除菌後の状態になると思いますが、2年に1回の胃がん内視鏡検診を受けて頂きたいです。
たとえ胃がんが発見されても早期であれば内視鏡的切除、つまり胃袋自体の温存が可能です。
世田谷保健所 健康企画課
電話番号:03-5432-2447
ファクシミリ:03-5432-3019