世田谷区では水素エネルギーの活用を進めています

最終更新日 令和5年8月9日

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地球温暖化と水素エネルギー

家庭や会社で使う電化製品や自動車を始めとした乗り物を動かすためには、電気やガソリンが必要です。その電気を作るため、また、乗り物を動かすために化石燃料を使用すると多くの二酸化炭素(CO2)が発生します。二酸化炭素が地球の大気に蓄積され温室効果ガスの濃度が増加することが地球温暖化の主な原因と言われています。地球が温暖化することで気候が変化し、環境が破壊され、大雨や干ばつなどの異常気象をもたらすなど、自然生態系や人間社会に大きな影響を及ぼしていると考えられています。水素エネルギーは、利用段階で二酸化炭素(CO2)を発生しないので、クリーンなエネルギーとして期待されています。

燃料電池自動車(FCV)を公用車に導入

平成29年(2017年)4月より、水素で走る燃料電池自動車(FCV=Fuel Cell Vehicle)を公用車に導入し、水素エネルギーの普及啓発に活用しています。FCVは、走行時に水しか排出せず、地球温暖化の主な原因とされる二酸化炭素を排出しないため、ガソリン車と比べて環境にやさしい車と言われています。公用車として活用するとともに、車に貯めた水素と空気中の酸素を燃料電池で化学反応させて作られた電気を活用し、地域の防災イベント等で外部給電機能の実演なども行っています。 

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移動式水素ステーションの運用終了について

移動式水素ステーションは、大型トレーラーに水素供給設備を搭載し、あらかじめ指定された場所に移動して水素を供給するものです。東京二十三区清掃一部組合、合同会社日本移動式水素ステーションサービスと世田谷区の三者の連携により、平成29年12月に世田谷清掃工場敷地内に開設しました。 (ニモヒス水素ステーション世田谷)

この度、令和5年11月9日(木曜日)をもちまして、運営事業者である合同会社日本移動式水素ステーションサービスの事業期間満了に伴い、営業を終了いたします。長い間ご利用頂きまして、誠にありがとうございました。

詳しくは、PDFファイルを開きます合同会社日本移動式水素ステーションサービスのお知らせをご覧ください。

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11月9日(木曜日)までは代替地で運営しています 

現在、世田谷清掃工場の定期補修工事の為、運営を終了する11月9日(木曜日)までは、以下の代替地で水素ステーションを運用しております。

運営場所:世田谷区上用賀4-36(上用賀公園拡張用地)

運営時間:平日の月・水・木曜日 ※祝日除く

(10:00~12:30、13:30~16:00)

電話番号:070-3516-5580(営業時間中のみ)

水素ステーション臨時運用の地図

水素社会の実現に向けて

区は、東京都、自治体、関係機関や民間企業等が平成29年(2017年)11月に結成した「Tokyoスイソ推進チーム」の一員として、連携して取組みを進めていきます。

Tokyoスイソ推進チームの詳細は以下よりご覧ください。

https://www.kankyo.metro.tokyo.lg.jp/climate/hydrogen/team_suisui/index.html新しいウインドウが開きます

燃料電池自動車(FCV)の補助金情報はこちら

(1) クリーンエネルギー自動車導入事業費補助金(一般社団法人次世代自動車振興センター)

http://www.cev-pc.or.jp/newest/fcv.html新しいウインドウが開きます

(2)燃料電池自動車等の導入促進事業・電気自動車等の普及促進事業(東京都地球温暖化防止活動推進センター)

https://www.tokyo-co2down.jp/subsidy/ev新しいウインドウが開きます

添付ファイル

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このページについてのお問い合わせ先

環境政策部 環境・エネルギー施策推進課

電話番号 03-6432-7133

ファクシミリ 03-6432-7981

所在地 世田谷区玉川1-20-1二子玉川分庁舎内