世田谷プラスチック・スマートプロジェクト

最終更新日 令和5年9月13日

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世田谷プラスチック・スマートプロジェクトの背景

近年、世界的な環境問題となっている海洋プラスチックごみ問題に対し、国では、令和2年7月のレジ袋の有料化に続き、令和4年4月1日より「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」が施行されるなど、プラスチックごみの削減等に向けた社会的な動きが加速しています。

区では、こうした国の施策を踏まえ、区民・事業者との協働による「世田谷プラスチック・スマートプロジェクト」を下記のとおり実施し、海洋プラスチックごみ問題に取り組んでいます。

※プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律に関する情報は、環境省のホームページ新しいウインドウが開きますをご確認ください。

※レジ袋有料化に関する情報は、経済産業省のホームページ新しいウインドウが開きますをご確認ください。

マイクロプラスチックについて

海洋プラスチックごみの中でも5mm未満の微細なプラスチックごみは「マイクロプラスチック」と呼ばれ、海洋生態系への影響が懸念されています。マイクロプラスチックはさまざまなプラスチック製品から発生しており、ビニール傘やペットボトル、人工芝や衣料品等に使用される合成繊維も発生源の一つとされています。

※マイクロプラスチックの発生抑制・流出抑制対策に関する情報は、環境省のホームページ新しいウインドウが開きますをご確認ください。

区民・事業者への情報発信

海洋プラスチックごみ問題に関する様々な情報を区民や事業者の皆さんに分かりやすく伝えることで、プラスチックごみの削減に向けた意識醸成を進めます。

チラシ等による周知

啓発チラシ等により、ごみのポイ捨てなどの行為が海洋汚染に繋がっていることを広く周知することで、プラスチックごみを減らすために一人ひとりができる行動(マイECOアクション)に取り組む契機とします。

自分のできるECOアクションに取り組んでみましょう。

買い物にはエコバッグを持参しよう水分補給にはマイボトルを活用しよう使い捨てプラスチック(ストロー、スプーンなど)をもらわないようにしようポリ袋やプラ容器はもらいすぎないようにしよう容器包装の少ない商品を選ぼう私たちの無意識が海洋プラスチックごみ問題につながっていることを知ろう

PDFファイルを開きます啓発チラシ

啓発チラシ表啓発チラシ裏

本チラシ記載の問合せ先が令和4年4月1日(金曜日)から下記のとおり変更になります。

世田谷区環境政策部環境保全課

電話番号 03-6432-7137 ファクシミリ 03-6432-7981

プラスチックごみの海洋流出防止につなげる取組み

プラスチックごみの河川への流入、海への流出を防止するため、道路や駅前広場、河川敷等での清掃活動を展開します。

多摩川クリーン作戦

毎年、5月30日(ごみゼロの日)の前後に、多摩川河川敷において地元小学生や区民ボランティア等の皆さんに広く呼びかけて清掃活動を実施します。

せたがやクリーンアップ作戦

プラスチックごみによる海洋汚染を減らすとともに、東京2020大会を契機として世田谷区を訪れる方々を「きれいなまち」で迎えるため、区民、事業者、大学、商店街等の皆さんと連携した、「区内一斉清掃活動」を毎年春と年末に展開します。

詳しくは、せたがやクリーンアップ作戦についてをご覧ください。

まちの環境美化活動の様子

区民、団体等に対する活動支援

区民等のグループや個人の皆さんが日常的に実施する環境美化活動に使用する物品の貸与・支援を行うことにより、自発的な活動がしやすい環境を作ります。

プラスチックごみの発生抑制

使い捨てプラスチック削減の取組みを進める事業者・区民の皆さんを支援するとともに、区の率先行動により、プラスチックごみの発生を抑制します。

せたがやエコフレンドリーショップ推進事業

区内事業所で発生する食品ロスや使い捨てプラスチックの削減に取り組む小売店や飲食店を「せたがやエコフレンドリーショップ」として支援を行います。

詳しくは、せたがやエコフレンドリーショップのページをご覧ください。

使い回し傘袋、マイ傘袋

プラスチックごみを削減するため、令和2年度より区内の施設に使い回し傘袋を導入しています。

使い回し傘袋の様子1使い回し傘袋の様子2

令和3年度は9つの施設が使い回し傘袋を活用し、8,230枚の使い捨て傘袋を削減することができました。

  • 経堂地区会館(経堂3-37-13)
  • 弦巻区民センター(弦巻1-26-11)
  • 北沢総合支所(地域振興課)
  • 砧総合支所(地域振興課)
  • 代沢まちづくりセンター(代沢5-1-15)
  • 祖師谷まちづくりセンター(祖師谷4-1-23)
  • 喜多見まちづくりセンター(喜多見5-11-10) 
  • リサイクル千歳台(千歳台1-1-5)
  • 奥沢図書館(奥沢3-47-8)

また、お出掛けの際はマイ傘袋を持参するなど、プラスチック製の使い捨て傘袋を使用しないよう努めましょう。
マイ傘袋イメージ

区役所本庁舎にマイボトルに給水可能な浄水器を設置

水筒等のマイボトルの普及や、ペットボトルを削減するため、区役所本庁舎にマイボトルに給水ができる浄水器を設置しています。

詳しくは、区役所本庁舎にマイボトルに給水可能な浄水器を設置中!のページをご覧ください。

エコバッグシェア(令和2年12月28日で終了)

令和元年11月より区役所第1庁舎1階ロビーにおいて、自宅等で使われていないエコバッグを持ち寄り、希望する区民の皆さんに提供する「エコバッグシェア」により、エコバック持参の定着を図ってまいりました。

令和2年7月から国によるレジ袋の有料化義務化がスタートし、エコバッグの持参が定着してきていることから、令和2年12月28日をもって終了することといたしました。本事業にご理解、ご協力いただきありがとうございました。

エコバッグシェアの実績

約500枚

エコバッグシェアの様子

千歳中学校SDGs学習における世田谷区関連部署との意見交換会

令和4年8月24日、世田谷区教育総合センターにて、廃棄プラスチック問題の現状を把握することを目的として、廃棄プラスチック問題の一つである給食時に提供されるストローに関する意見交換会を千歳中学校の生徒並びに世田谷区役所担当部署で行いました。

千歳中学校校長、3年生14名、区長、環境政策部長、環境計画課長、清掃・リサイクル部長、教育総務部長、教育研究・研修課長、教育指導課職員が参加し、生徒によるプレゼンテーションや世田谷区担当部署による廃棄プラスチックの現状の捉え方の説明を通して、廃棄プラスチック問題への考えを深めました。

区としての率先行動

区が主催するイベントや会議等においては、使い捨てプラスチック製品及び容器包装の使用を可能な限り削減していきます。また、区施設内の食堂や売店等において、使い捨てプラスチック製品及び容器包装をできる限り使用しないよう受託事業者に要請するとともに、区職員に対して、マイバッグやマイボトルの積極的な使用を呼びかけるなど、プラスチックごみ削減に向けた率先行動に取り組みます。

添付ファイル

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このページについてのお問い合わせ先

環境政策部 環境保全課

電話番号 03-6432-7137

ファクシミリ 03-6432-7981

所在地 世田谷区玉川1-20-1二子玉川分庁舎内