認知症ケアプログラム推進事業
最終更新日 令和4年11月1日
ページ番号 201435
区では、認知症になってからも住み慣れた地域で暮らし続けられるよう、東京都と東京都医学総合研究所が協働開発した、認知症ケアの質の向上を図る「日本版BPSDケアプログラム」の普及に取り組んでいます。
※BPSD(Behavioral and Psychological Symptoms of Dementia)とは
認知症患者に頻繁に見られる知覚、思考内容、気分、行動の障害の兆候。不安、うつ、怒りっぽさ、幻覚、妄想、徘徊など。
認知症ケアプログラム(日本版BPSDケアプログラム)
日本版BPSDケアプログラムは、介護保険事業所や地域において、認知症ケアの質の向上のための取り組みを推進する人材を養成するとともに、BPSDの症状を「見える化」するオンラインシステムを活用し、ケアに関わる担当者の情報共有や一貫したケアの提供をサポートするプログラムです。
介護保険事業所等においては、ケアプログラムに係る研修を修了したアドミニストレーターを中心として、(1)観察・評価、(2)背景要因の分析、(3)ケア計画、(4)実行の4つのステップを繰り返しながら症状の改善を図っていきます。
アドミニストレーター
日本版BPSDケアプログラムを実践する上で、中心となる役割を担います。
ケアプログラムを使用するためには、研修を修了しアドミニストレーターになることが必要です。
事業所におけるケアプログラム利用の流れ
(1)アドミニストレーター養成研修(eラーニング)(約4時間)を受講
(2)アドミニストレーターフォローアップ研修(オンライン)(2日間)を受講
(3)研修修了後、事業所において、オンラインシステムにアクセスし、利用を開始
※区では、(1)(2)の研修を合わせて1クールとし、年に2クール程度研修を実施しています。
アドミニストレーター養成研修・フォローアップ研修の開催時期は、世田谷区福祉人材・育成研修センターのホームページや世田谷区介護保険FAX情報便でお知らせいたします。
認知症ケアプログラム活用事業所
認知症ケアプログラムを活用している事業所の一覧は、東京都福祉保健局「とうきょう認知症ナビ」でご覧いただけます。
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関連リンク
このページについてのお問い合わせ先
介護予防・地域支援課 認知症在宅生活サポート担当
電話番号 03-5432-2954
ファクシミリ 03-5432-3085