希望をかなえるヘルプカード
希望をかなえるヘルプカードとは?
自分が望んでいること(やりたいことや続けたいことなど)を、安心してスムーズにできるように、自分が使うカードです。
周りの人に自分が望むことやちょっとわかってほしいこと、お願いしたいことを書いておき、必要な時にだけ見せて使います。
使うメリットは?
- 自分をわかってもらえる
外見からは気付いてもらいにくいことを、カードで人に伝えることができます。
- 望みや不安、伝えたいことをわかってもらえる
何を望み、何をやろうとしているのか、わかってもらえます
その時の不安、困りごと、お願いしたいことを伝えることができます。
- 忘れても大丈夫
自分がやりたいことをするために大事なこと(どこで、いつ、何をなど)をカードに書いておくことで、忘れても確認できて安心です。
人に伝えやすくなり、相手も何が必要かすぐにわかって役立ちます。
- 話さなくても、伝わる
話しにくかったり、言葉が出にくくても、カードがあれば相手にスムーズに伝えることができ、コミュニケーションのきっかけにもなります。
- パニックを防げる
焦ったり、パニックになりかけたりした時も、カードを持っていれば必要なことが伝えられ、落ち着くことができます。
- 緊急時や災害時の備えになる
普段から外出する際に持ち歩いていると、いざという場合に役立ちます。
誰が使うの?
- 使いたい人が、誰でも使えます
認知症の診断を受ける前の段階の人から、診断を受けた直後の人、地域に出かけている人、ほとんど出かけなくなっている人まで、さまざまな人たちがカードを使って暮らしやすくなっています。
例えば・・・
- 「ここに行く道を教えてください」
- 「駅に近づいたら声をかけてください」
- 「この操作を教えてください」
など、使いたい人の用途に合わせて、多様に活用できます。
カードのダウンロードができます。
希望をかなえるヘルプカードひな形(PDF:96KB)
詳細は、厚生労働省のホームページをご覧ください。