海外での感染症予防について
最終更新日 令和5年8月9日
ページ番号 140375
海外渡航の際は、感染症にご注意を!
海外では、日本にはない様々な感染症が流行しています。海外渡航の際は治安情報だけでなく、感染症に関する情報も調べ、一人ひとりが感染症予防対策を十分に心がけるようにしましょう。
海外への渡航の前には
海外では様々な感染症にかかる可能性があります。旅行前には渡航先の感染症流行状況を厚生労働省検疫所ホームページ(FORTH)で確認し、無理のない旅行計画を立てましょう。
自分自身を感染症から守り、周囲の人への感染を防止するため、海外渡航の前に予防接種を受けることをお勧めします。
■予防接種の種類については厚生労働省検疫所FORTH 海外渡航のためのワクチン をご覧ください。
■予防接種実施機関検索については「厚生労働省検疫所 FORTH」(新しいウィンドウが開きます)をご覧ください。
予防接種によっては、数回(2回~3回)接種する必要がある場合があります。予防接種の計画は余裕を持って早めに行いましょう。
海外渡航時の注意点
飲食物の摂取による消化器系の感染症(A型肝炎、腸チフス、パラチフス、細菌性赤痢など)
渡航先での行動によって異なりますが、感染可能性が最も高いのは、食べ物や水を介した消化器系の感染症です。
生水、氷、生野菜、カットフルーツ、十分に加熱調理されていない肉や魚介類の飲食は避けましょう。下痢やおう吐を引き起こすことがあります。こまめな手洗い、生食を避け加熱したものを食べる、飲み水はペットボトルの水を選ぶなど、飲食物に十分注意しましょう。
動物や虫から感染する感染症(狂犬病、鳥インフルエンザ、デング熱など)
日本では発生のない動物や蚊、マダニなどが媒介する感染症があり、注意が必要です。
動物は狂犬病や鳥インフルエンザのウイルスを持っていることがあります。むやみに近づいたり、触ったりすることは避けましょう。蚊やマダニに刺されないよう長袖・長ズボンを着用し、肌の露出をなるべく少なくしましょう。虫除けスプレーの利用など、防虫対策も万全に行うことが重要です。
(動物からうつる病気・虫からうつる病気も参考にご覧ください。)
帰国後に体調不良を感じたら
帰国後に体調不良を感じたときは、早期に医療機関を受診し、渡航先や滞在期間、何があったか(蚊に刺された、動物にかまれたなど)を必ず伝えてください。帰国後に時間が経過していても、無関係だと自己判断しないようにしましょう。
夜間・休日の診療所のご案内
夜間・休日の診療所のご案内は、東京都医療機関案内サービス「ひまわり」電話03-5272-0303(24時間)へご連絡ください。
関連リンク
このページについてのお問い合わせ先
世田谷保健所 感染症対策課
電話番号 03-5432-2441
ファクシミリ 03-5432-3022