コロナワクチンの副反応について

最終更新日 令和6年4月12日

ページ番号 191793

副反応とは

すべてのワクチン接種では、体内に異物を投与するため、接種部位の腫れ・痛み、発熱、頭痛などの症状が起こることがあります。

治療を必要とするものや障害が残るほどの重いものは、極めて稀ですが、何らかの副反応が起こる可能性はゼロではありません。

現在、日本で接種が進められている新型コロナワクチンでは、接種後に注射した部分の痛み、疲労、頭痛、筋肉や関節の痛み、寒気、下痢、発熱等がみられることがあります。こうした症状の大部分は、接種後数日以内に回復しています。

各ワクチンの主な副反応一覧

発現割合

症状

コミナティ

(ファイザー社)

スパイクバックス

(モデルナ社)

ヌバキソビッド

(武田社(ノババックス))

ダイチロナ

(第一三共社)

50%以上

接種部位の痛み、

疲労、頭痛

接種部位の痛み、

疲労、頭痛、筋肉痛

接種部位の痛み、疲労、

頭痛、筋肉痛

接種部位の痛み、倦怠感

10~50%

筋肉痛、悪寒、関節痛、

下痢、発熱、接種部位の腫れ

関節痛、悪寒、吐き気・嘔吐、

リンパ節症、発熱、接種部位の腫れ、発赤・紅斑

倦怠感、関節痛、吐き気・嘔吐

接種部位の熱感・腫れ・紅斑など、

頭痛、発熱、筋肉痛

1~10% 吐き気・嘔吐 接種後7日以降の接種部位の痛みなど(※) 発熱、接種部位の腫れ、発赤・紅斑

接種後7日以降の接種部位の痛みなど(※)

リンパ節症、発疹

(※)接種部位の痛みや腫れ、紅斑

また、稀な頻度でアナフィラキシー(急性のアレルギー反応)が発生したことが報告されています。もし、アナフィラキシーが起きたときには、接種会場や医療機関ですぐに治療を行うことになります。

詳しくは、厚生労働省の新型コロナワクチンQ&A新しいウインドウが開きますをご覧ください。

接種後の体調変化にご注意下さい

ワクチン接種を受けた日は、激しい運動や過度の飲酒等は控えてください。主な副反応は、注射した部分の痛み、頭痛、関節や筋肉の痛み、疲労、寒気、発熱等があります。また、まれに起こる重大な副反応としてショックやアナフィラキシーがあります。接種後にアナフィラキシーが起きた場合に備えて、接種会場では、医薬品などの準備をしています。

  • 東京都新型コロナワクチン副反応相談センターにてご相談を受け付けています。
東京都新型コロナワクチン副反応相談センター
問い合わせ方法 連絡先 受付時間
電話 03-6258-5802 24時間対応、土・日曜、祝日を含む毎日

副反応と疑わしい症状で診察を受けたい場合には

副反応と疑わしい症状で、医療機関の診察を希望される場合には、かかりつけ医または地域の医療機関にご相談ください。

かかりつけ医や地域の医療機関は、必要に応じ、支援病院に紹介をします。支援病院については、「東京都のワクチンの副反応への対応について」(東京都のホームページ)新しいウインドウが開きますをご参照ください。

これらの支援病院にて診察を受けるにあたっては、必ず医療機関からの紹介が必要となります。支援病院への直接のお問い合わせはご遠慮ください。

健康被害救済制度

副反応による健康被害が生じた際には救済制度が設けられています。詳細は新型コロナワクチン接種に係る健康被害救済制度についてをご覧ください。

このページについてのお問い合わせ先

世田谷区予防接種コールセンター

電話番号 03-5432-2437

ファクシミリ 03-5432-3022