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最終更新日 2025年7月3日

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等々力児童館 校内カフェ@玉川中学校はじまっています

中学校の中に「放課後の居場所」をつくる試み

昨年度3月、玉川中学校で校内カフェを初めて開催しました。

等々力児童館、森の児童館、野毛青少年交流センターが連携し、玉川中学校と四者で一緒に実施する、画期的な取り組みとなっています。

中学校の多目的スペースが、この時間だけは「放課後の居場所」に。飲み物を飲みながらカードゲームをしたり、人工芝に寝ころびながらマンガを読んだり。好きな音楽をスピーカーで流しておしゃべりしたり、簡単な卓球もできます。イラストを描いて、勉強する子も。何をしても、しなくてもいいんです。放課後は自由な時間。

対象は玉川中学校の生徒限定ですが、初回は103名もの生徒さんが遊びに来てくれました。第2回の5月には、なんと163名!子どもたちが場を欲していたことが分かります。

なぜ、校内カフェなのか

この取り組みは、校長先生と児童館職員との話の中から生まれました。もっと子どもに寄り添いたい、忙しい子どもたちが、ほっと一息つける場が校内にあれば…。学校だけでは難しい課題も、地域に開いてみんなで考えてみると、できることがあります。

校内に場があることで、子どもたちが気軽に寄れる良さがあります。先生たちも、子どもたちのいつもと違う表情を見る貴重な機会となっています。また、教員と児童館職員とが同じ目線で子どもを見つめ、話すことが出来るという点でも有効な場です。

子どもたちには、地域にもたくさん居場所があるのだということを知るきっかけにしてほしいとも思っています。

担い手、増えています!

等々力児童館、森の児童館、野毛青少年交流センターの職員のほかに、地域の青少年委員さん、主任児童委員さん、学校評価委員さんも入ってきてくれています。社会福祉協議会からはお菓子の提供をいただけることになりました。

ひとつ子どもの場ができることで、周りの大人がつながり、輪が広がっていくことも、嬉しい効果の一つです。

今後も、校内カフェは月に一度程度、継続して実施していく予定です。子どもたち自身にやりたいことを聞きながら、子ども主役の場を作るとともに、大人にもどのような影響を及ぼしていくのか、運営側の我々もワクワクしています。

校内カフェ様子

お問い合わせ先

子ども・若者部 等々力児童館  

ファクシミリ:03-3703-2653