青少年下馬・野沢地区委員会「委員研修会」を実施しました

令和5年11月24日（金曜日）、下馬区民集会所3階会議室で青少年下馬・野沢地区委員会委員研修会を実施しました。

講師には、NPO法人　樹木・環境ネットワーク協会の後藤洋一氏を迎え、「自然が少ない街での環境教育」をテーマに、講演を頂きました。

前半で講話、後半では、ワークショップを行いました。

前半の講話では、SDGsを入口として、自然保護（森づくり）の重要性を解説していただきました。自然の力を有効活用する「グリーンインフラ^※」など、都市の環境こそ、生物多様保全の重要な場所になる可能性があること。そのうえで、大人たちに、何ができるのか、子どもたちを対象に環境への関心を促すことを提案する、という内容でした。 

後半のワークショップでは、外へ出て、各自拾ってきた5枚程度の葉っぱを使い、班ごとに簡単なゲームを体験しました。そのような体験を通し、植物の名前も知らなくてもできる、誰にでもできることがある、ということを学びました。

参加者からは、「身近なことから環境を考えることできた。」「子供たちの心を豊かに育むために私たちができることはなにかを考えさせられた。」など、前向きな意見が多数あり、有意義な研修会になりました。

※自然環境が有する多様な機能を活用して、地域の魅力・居住環境の向上や防災・減災等の多様な効果を得ようとするもの。