ヤングケアラー支援について
最終更新日 令和5年4月1日
ページ番号 198507
- ヤングケアラーについて
- 当事者(ヤングケアラー・若者ケアラー)の方へ
- ヤングケアラーの方(18歳未満)
- 若者ケアラーの方(18歳以上)
- 教育・福祉・医療等関係者の方、困っている人に気づいた方へ
- ヤングケアラーに関する実態調査
- ヤングケアラー・若者ケアラー支援シンポジウム
ヤングケアラーについて
「ヤングケアラー」とは、一般に本来大人が担うと想定されているような家事や家族のお世話などを日常的に行っている子どものことをいいます。
ヤングケアラーの子どもたちは、年齢や発達の度合いに見合わない重い責任や負担があることにより、学校生活や社会生活に影響を及ぼすこともあり、本来なら享受できたはずの「子どもとしての時間」と引き換えに、家事や家族のお世話をしていることがあります。
こうしたヤングケアラーの子どもたちの抱える問題に目を向け、必要な支援をしていくことが求められています。
ヤングケアラーとは例えばこんな子どもたちです
ヤングケアラーが直面する問題
大人が行うような家事や家族のお世話を日常的に行っていると、子どもたちにこのような影響が出る可能性があります。
学業への影響
遅刻・早退・欠席が増える、勉強の時間が取れない など
就職への影響
自分にできると思う仕事の範囲を狭めて考えてしまう
自分のやってきたことをアピールできない など
友人関係への影響
友人などとコミュニケーションを取れる時間が少ない など
当事者(ヤングケアラー・若者ケアラー)の方へ
家族の手伝い・手助けをするのは「ふつうのこと」と思うかもしれません。でも、学校生活に影響が出たり、こころやからだに不調を感じるほどの重い負荷がかかっている場合は、すこし注意が必要です。
自分のことや家のことを話すのは勇気がいると思います。でも、あなたの話を聞いて、共感して、サポートしてくれる人は必ずいます。まずは信頼できる相手に相談してみましょう。
ヤングケアラーの方(18歳未満)
せたがやホッと子どもサポート「せたホッと」
「せたホッと」は、世田谷区に住んでいる子どもや、学校や仕事で世田谷区に通っている子どもの権利をまもるところです。困ったとき、つらい・イヤだと感じたときは、「せたホッと」に話してみませんか。電話でも、メールでも無料で相談できます。
子ども家庭支援センター
子ども家庭支援センターは、各地域の総合支所の中にある、18歳未満の子どもや子育て家庭の不安や悩みに関する総合相談窓口です。一人で悩まず、一緒に考えていきましょう。
せたがや子ども家庭支援センター | 電話:03-5432-2915 |
きたざわ子ども家庭支援センター | 電話:03-6804-7525 |
たまがわ子ども家庭支援センター | 電話:03-3702-1189 |
きぬた子ども家庭支援センター | 電話:03-3482-1415 |
からすやま子ども家庭支援センター | 電話:03-3326-6155 |
あんしんすこやかセンター(地域包括支援センター)
あんしんすこやかセンターは、各地区のまちづくりセンターの中にあります。
社会福祉士、主任ケアマネジャー、保健師等の専門職員がご家族の状況に合わせ、適切な支援におつなぎします。相談に関する秘密は絶対に守ります。安心してご相談ください。
若者ケアラーの方(18歳以上)
メルクマールせたがや
「悩みがあるが、どうしていいか分からない、気持ちを聞いてほしい」という方は、こちらへご相談ください。
名称 | 電話・FAX | 住所 |
---|---|---|
メルクマールせたがや |
電話:03-3414-7867 FAX:03-6453-4750 |
世田谷区太子堂4丁目3番1号 STKハイツ5階 |
ぷらっとホームせたがや
「ケアに伴う生活の困りごとについて相談したい」という方は、こちらへご相談ください。
名称 | 業務 | 電話・FAX | 住所 |
---|---|---|---|
ぷらっとホーム 世田谷 |
下記の業務以外 |
電話:03-5431-5355 FAX:03-5431-5357 |
世田谷区太子堂4-3-1 STKハイツ3階 |
ぷらっとホーム 世田谷分室 |
(1)住居確保給付金 (2)受験生チャレンジ (3)生活福祉資金貸付 |
電話: (1)(2)03-6805-2787 (3)03-3419-2611 FAX:03-5431-5357 |
世田谷区太子堂4-3-2 DS三軒茶屋ビル2階 |
あんしんすこやかセンター(地域包括支援センター)
あんしんすこやかセンターは、各地区のまちづくりセンターの中にあります。
社会福祉士、主任ケアマネジャー、保健師等の専門職員がご家族の状況に合わせ、適切な支援におつなぎします。相談に関する秘密は絶対に守ります。安心してご相談ください。
教育・福祉・医療等関係者の方、困っている人に気づいた方へ
「もしかしたらあの子はヤングケアラーかもしれない」と周囲に気になるお子さんがいたら、子ども家庭支援センターまたはあんしんすこやかセンター(地域包括支援センター)にご相談ください。どなたでもご相談いただけます。
子ども家庭支援センター
子ども家庭支援センターは、各地域の総合支所の中にある、18歳未満の子どもや子育て家庭の不安や悩みに関する総合相談窓口です。一人で悩まず、一緒に考えていきましょう。
せたがや子ども家庭支援センター | 電話:03-5432-2915 |
きたざわ子ども家庭支援センター | 電話:03-6804-7525 |
たまがわ子ども家庭支援センター | 電話:03-3702-1189 |
きぬた子ども家庭支援センター | 電話:03-3482-1415 |
からすやま子ども家庭支援センター | 電話:03-3326-6155 |
あんしんすこやかセンター(地域包括支援センター)
あんしんすこやかセンターは、各地区のまちづくりセンターの中にあります。
社会福祉士、主任ケアマネジャー、保健師等の専門職員がご家族の状況に合わせ、適切な支援におつなぎします。相談に関する秘密は絶対に守ります。安心してご相談ください。
ヤングケアラーに関する実態調査
子どもが適切な養育を受け、健やかな成長と教育の機会を得られるようにするとともに、子どもが介護・世話をしている家族等を必要な支援につなげるための施策立案に必要な基礎資料を得ることを目的として、区立小学校4~6年生、区立中学校1~3年生及び高校生世代に対してヤングケアラーに関する実態調査を実施しました。
ヤングケアラー・若者ケアラー支援シンポジウム
令和4年12月15日(木曜日)に開催した「ヤングケアラー・若者ケアラー支援シンポジウム」の様子をせたがや動画で配信しています。ぜひご覧ください。
ヤングケアラー・若者ケアラー支援シンポジウムの動画を配信しています
高齢の家族や障害のある家族、幼いきょうだいの世話などで、勉強をする時間がなかったり、友だちと遊ぶことができなかったり、思うような進学や就職をあきらめてしまう子どもがいます。そうした自分のことを誰にも相談できない子どもがいます。
子どもの今と未来のために自分たちができることを一緒に考えてみませんか。
以下のページでも詳しく紹介しています
- 厚生労働省特設ホームページ
「子どもが子どもでいられる街に。~みんなでヤングケアラーを支える社会を目指して~」
- 厚生労働省ホームページ
このページについてのお問い合わせ先
子ども・若者部 子ども家庭課
電話番号 03-5432-2569
ファクシミリ 03-5432-3081