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最終更新日 2025年12月16日

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世田谷版こども誰でも通園制度(乳児等通園支援事業)について

こども誰でも通園制度(乳児等通園支援事業)は、保護者の方の就労等の有無にかかわらず、月一定時間の利用可能枠の中で保育園や幼稚園などを利用できる、令和8年4月から全国すべての自治体で始まる新たな通園給付です。

世田谷区では、「世田谷版こども誰でも通園制度」として、保育園や幼稚園などを利用していないお子さんを一定期間、定期的にお預かりし、友だちや保育士との関わりの中でお子さんの健やかな成長を促すとともに、保護者の方の孤立防止や育児不安軽減を図ります。そのため、国が「乳児等のための支援給付」として定める全国で利用可能な月10時間の利用枠に加え、区内で定期的な預かりに利用できる利用枠の上乗せを行い、最大で月48時間まで利用可能とします。

なお、世田谷区では令和5年度から3年連続で待機児童が発生している現状を踏まえ、保育の定員確保を最優先とした上で、既存の保育園・幼稚園の空き定員や空きスペースを活用して本事業を実施します。

対象

認可保育園、地域型保育事業、認定こども園、幼稚園、企業主導型保育施設のいずれの保育施設にも在籍していない、生後6か月~2歳児クラス年齢(3歳の誕生日を迎えた年度末)のお子さん(対象年齢は施設種別により異なります)。

※国の「こども誰でも通園制度」では、生後6か月から満3歳未満のお子さんを対象としていますが、「世田谷版こども誰でも通園制度」では、2歳児クラス年齢まで利用が可能です。

利用開始可能日について

生後6か月となる日は、生後6か月を迎える当日(出生月の6か月後の月に出生の日に応当する日がない場合、その翌日)となります。

(例) 令和8年2月15日生まれの子どもの場合、令和8年8月15日より利用可能

実施内容(概要)

施設種別 対象年齢(クラス年齢) 利用期間

私立認可保育園

私立認定こども園

地域型保育事業

0歳児(生後6か月以上)~2歳児

2か月

認証保育所 0歳児(生後6か月以上)~2歳児 2か月以上
幼稚園 2歳児 2か月以上

実施内容は、施設種別ごとに異なります。

実施する施設の情報など、詳細が決まりましたらご案内いたします。

利用上限

世田谷区民の方は最大で月48時間(国制度10時間+区上乗せ枠38時間)

※3歳の誕生日の前日以降は、区上乗せ枠(月38時間)のみの利用となります。

※世田谷区民の方が区外の施設を利用する場合や、世田谷区民以外の方が区内の施設を利用する場合は、国制度(月10時間)のみの利用となります。

利用料金

(1)世田谷区民の方

区内の施設を利用した場合 無償(世田谷区が負担)※
区外の施設を利用した場合 各施設や自治体の利用規定に従って料金をお支払いください。

※おむつ代やその他保育に必要な費用がかかる場合があります。

(2)世田谷区民以外の方

世田谷区内の施設の利用にあたっては、1時間あたり275円(※)がかかります。

※標準的な利用料金で、施設により異なります。

利用までの流れ

事前に乳児等支援給付認定を受けた上で、国の「こども誰でも通園制度総合支援システム」から利用申込を行います。

申請方法や今後のスケジュール等、詳細が決まりましたらご案内いたします。

一時預かり事業との違い

「こども誰でも通園制度」と「一時預かり事業」の主な違いは、制度の目的と利用対象・理由です。
一時預かり事業が、「保護者の立場からの保育の必要性」に対応するものであるのに対して、こども誰でも通園制度は、保護者のために「預かる」ものではなく、家庭にいるだけでは得られない様々な経験を通じて、子どもが成長していくように、子どもの育ちを応援することが主な目的です。

また、保護者にとっても「預ける理由」がなくても利用ができるため、専門的な知識や技術を持つ人と関わることにより、ほっとできたり、孤立感、不安感等の解消につながったりするとともに、月に一定時間でも、子どもと離れ時間を過ごすことで、育児に関する負担感の軽減につながります。

お問い合わせ先

子ども・若者部 保育課 保育計画・再整備

ファクシミリ:03-5432-3018