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世田谷区トップページ > 住まい・街づくり・環境 > 環境 > クリーンエネルギーの普及 > 自然エネルギーを活用した自治体間連携 > 新潟県津南町産の電力(小水力発電)が区内事業所に供給されています
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最終更新日 2023年4月10日
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区は、「世田谷区環境基本計画」において、交流自治体等との連携による自然エネルギーの活用拡大をめざしています。また、令和2年10月には「世田谷区気候非常事態宣言」を行い、2050年までに二酸化炭素排出量実質ゼロを目指すことを表明しました。
令和3年8月19日、津南町と世田谷区は、自然エネルギーの活用拡大と、相互の更なる交流の活性化に寄与することを目的とし、「自然エネルギー活用を通じた連携・協力協定」を締結しました。
自治体間の連携は、群馬県川場村、長野県、青森県弘前市、新潟県十日町市に次いで5自治体目です。
▲署名後に記念撮影する桑原津南町長と保坂区長
津南町の農業用水を活用した小水力発電「雑水山(ぞうみずやま)第2発電所」による電力を、小売電気事業者を通じて、区内事業所に供給しています。
※各社の詳細は【電力供給先の紹介】(PDF:1,126KB)をご覧ください。
▲中深見源内山調整池と雑水山第二発電所
▲津南町との電力連携イメージ
雑水山第二発電所で発電された電力の区内への供給が、予定量に達する見込みとなったことをうけ、再エネ電力の発電側である津南町と電力を利用者されている有限会社緑化園、株式会社岡田計器製作所、東急バス株式会社、(株式会社明古堂は都合により欠席)の皆様との「交流会」を開催しました。
【日時】令和5年3月29日(水曜日)11時15分~12時
【会場】世田谷区役所 庁議室(津南町はオンライン参加)
【内容】発電所の説明、供給先の紹介、質疑・意見交換など
▲左側から(株式会社)UPDATER、(株式会社)岡田計器製作所、(有限会社)緑化園、保坂区長、桑原町長(中央モニター)、東急バス(株式会社)
新潟県の南端に位置し、長野県に隣接する津南町は、標高は最低177m~最高2145m、新潟県内でも有数の豪雪地帯であり、1年の約3分の1は雪に覆われる一方、夏は北西の涼風に恵まれます。
町の基幹産業は農業であり、稲作、畑作、畜産、特殊林産物(きのこ類)の生産が盛んな地域です。
【特産品】魚沼産コシヒカリ、雪下にんじん、アスパラガス、スイートコーンなど
電力の連携をきっかけとして、津南町との地域間交流も目指しています。今後、津南町の特産である農産物を活かした交流コンテンツを検討していきます。
協定締結を記念して、津南町から贈られた食材を使った「津南町産味わいメニュー」がの職員食堂(区役所第一庁舎地階)にて提供されました(令和3年8月16日~20日)。
▲茹で豚肉と茹で野菜のサラダ(豚肉・トウモロコシ・トマト・キャベツ・魚沼産コシヒカリ)
環境政策部 環境計画課
電話番号:03-6432-7128
ファクシミリ:03-6432-7981