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世田谷区トップページ > 子ども・教育・若者支援 > 子どもに関する条例・計画・会議体等 > 子どもに関する計画 > 「世田谷区子ども・子育て支援事業計画調整計画」を策定しました
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最終更新日 2023年4月1日
ページID 2150
令和4年5月に区内在住の未就学児及び就学児の保護者12,000人(無作為抽出)の方にご協力いただいたニーズ調査をはじめ、利用者へのヒアリング、同年7月の世田谷区将来人口推計、「子ども計画(第2期)後期計画」及び「子ども・子育て支援事業計画」の進捗状況及び評価を踏まえたうえで、「子ども・子育て支援事業計画」を見直し、令和5・6年度を計画期間とする「世田谷区子ども・子育て支援事業計画調整計画」(以下「調整計画」)を策定しました。
今回の調整計画は、単に事業の需要量の見込みと供給体制の確保の内容等を定めるだけでなく、子どもや子育て家庭をとりまく環境の急激な変化やコロナ禍の影響により新たに生じている課題に迅速に対応し、現在の「子ども計画(第2期)後期計画」の取組みを一層加速させる必要があるため、「世田谷区未来つながるプラン」と連動し、次期子ども計画への展望も見据えて、「今後の子ども政策の考え方(グランドビジョン)」をあわせて定めます。
世田谷区は、この「調整計画」及び「今後の子ども政策の考え方(グランドビジョン)」により、子どもや若者、子育て家庭が「このまちで育ってよかったと思えるまち」、「子ども・若者、Do(ど)真ん中」を実現するため、身近な基礎自治体としての理念と役割をしっかりと刻み、すべての区民・事業者とともに、「子ども・子育て応援都市」の施策と地域の力を総動員して、取り組んでまいります。
世田谷区では、子ども施策の基本的な考え方として、令和2年度から令和6年度までの5年間を計画期間とする「子ども計画(第2期)後期計画」を策定しています。
この計画に内包するかたちで、子ども・子育て支援法に基づいて基礎自治体が定める法定計画である「子ども・子育て支援事業計画」を策定しています。
この「子ども・子育て支援事業計画」では、幼稚園や保育園の就学前の子どもが利用する「教育・保育事業」、ひろば事業(地域子育て支援事業)や一時預かり事業等の「地域子ども・子育て支援事業」の需要量見込みと、供給体制の確保の内容及び実施時期を定めています。
令和2年度以降、育児休業の利用の拡大、テレワークの拡大等、コロナ禍の影響もあり、子どもと子育て家庭をとりまく環境や保護者の働き方が急激に変化しています。さらに、近年、区における年間の出生数が減少し続けており、今後も、年少人口(0~14歳)の減少が見込まれる等、子ども・子育て政策の背景は大きく変化しています。
これらを踏まえて、世田谷区は子ども・子育て支援事業計画を見直し、「調整計画」を策定しました。
※ 詳細は「ニーズ調査報告書」をご覧ください。
発送・配布数 |
有効回収数 (有効回収率) |
内訳 | |
---|---|---|---|
郵送 |
インターネット |
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6,000 |
3,137 (52.3%) |
1,444 | 1,693 |
発送・配布数 |
有効回収数 (有効回収率) |
内訳 | |
---|---|---|---|
郵送 |
インターネット |
||
6,000 |
3,299 (55.0%) |
1,471 |
1,828 |
ニーズ調査結果では、世田谷区を子育てしやすい環境だと回答した保護者が8割を超えました。
その一方で、以下のように子育て家庭が孤立しがちになっていることが明らかになりました。
「子育ての心配ごとや悩みごとの相談先」は、「配偶者・パートナー」と答えた割合は未就学児88.6%(前回比+2.8%)、就学児85.0%(前回比+2.0%)と大きな変化はないものの、「近所の友人・知人」が未就学児18.6%(前回比▲5.3%)、就学児25.3%(前回比▲3.0%)、「子どもを介して知り合った友人」が未就学児29.6%(前回比▲13.0%)、就学児43.2%(前回比▲9.1%)となっており、いずれも前回調査より下がっています。
世田谷区は、すべての区民と事業者の皆さんとともに、地域の力を総動員して「子どもが、すこやかに育つことのできるまち」を実現するために、「調整計画」の中で「今後の子ども政策の考え方(グランドビジョン)」を定めました。
※ 詳細は添付ファイル「世田谷区子ども・子育て支援事業計画調整計画」をご覧ください。
※ グランドビジョンを定めるにあたり、パンフレットを作成しています。以下よりご覧ください。
子どもや若者が、地域社会の中で、多様な活動に参加し、自分の意見を安心して表明できる環境をつくります。主体的に活動する場や機会の充実を図り、地域の人々に温かく見守られながら育ち、社会の一員として尊重される地域社会の実現を目指します。
日常的に子どもや若者、子育て家庭をあたたかく見守り支えるネットワークが緊密になるよう、児童館が中核となり、子どもや若者、子育て家庭に関わる施設や機関、子育て団体や人々をつなぎ、身近なところで支えあうためのコミュニティを活性化します。
妊娠期から就学前までの子育てを切れ目なく、区と医療、地域とが連携しながら支える「世田谷版ネウボラ」に取り組んでいます。日々の暮らしの身近なところで、地域の人々や支援につながりながら、安心して暮らせるよう、妊娠期からのサポートを充実します。
これまでのサポートを必要とする家庭への子ども・子育て支援を、すべての家庭を対象にした妊娠期からの支援を基本に機能転換・拡充し、多世代交流をはじめ、地域や人とのつながりの回復等、包括的に強化します。
児童相談所と子ども家庭支援センターが力を合わせ、地域の子ども・子育てネットワークの中で、子育てに対する困りごとやSOSなどをいち早くキャッチして、早期にサポートを始めます。子どもの権利を尊重し、保護者支援も丁寧に行っています。
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