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最終更新日 2025年3月21日

ページID 23811

大蔵地区密集市街地総合防災事業 事業評価(令和6年度 再々評価)

大蔵地区密集市街地総合防災事業 事業評価(令和6年度)

 

1 進捗状況と今後の方針

1 主な進捗状況

進捗率
項目 整備内容 令和元年実績 令和6年実績 進捗率
道路用地取得

12,914平方メートル

(13,829平方メートル)※

9060.11平方メートル

11,007平方メートル

85.2%
公園用地取得

2,809平方メートル

(2,830平方メートル)※

1869.31平方メートル

2,809平方メートル

100%

※整備内容が変更されております。()内は当初の整備内容となります。

主な定量的効果
  平成20年 平成27年 令和元年 令和6年度 完成時(参考)
不燃領域率 50.7%

56.9%

57.7% 69.1% 80.8%
不燃化率 38.9% 39.7% 56.8% 69.2%
道路率 18.7% 19.3% 19.8% 17.8% ※ 22.5%

※令和6年度の道路率は、大蔵住宅の建替えに伴い一時的に減少しております。

2 事業の効果

事業の目的に対して、下記のとおり、効果が期待できると評価しました。

  • (1)都市計画道路補助216号線の整備により延焼遮断帯が形成され、区画道路の整備により、消防活動困難区域が解消される。
  • (2)公園の整備により延焼遮断帯や避難空間が形成され、災害に強い安全なまちが実現できる。
  • (3)道路の整備と併せ、老朽木造建築物等の建替えや共同施設整備により、地区内の防災性向上が期待できる。
  • (4)大蔵住宅の建替えにより、良質な住宅が供給されるとともに、広域避難場所「砧公園・大蔵運動公園一帯」への避難路が整備される。

3 今後の方針

本事業については、道路の新設・拡幅を進め、公園を整備し、老朽木造建築物等の建替え促進を図ることで、不燃領域率が当面の目標として設定した70%に近づくなど、地区の安全性は向上しています。

引き続き、事業に必要な用地取得を進めるとともに、速やかに道路や公園の整備工事を行い、地区内での延焼遮断帯の形成、消防活動困難区域の解消、避難経路及び避難空間の確保、交通安全対策など、密集市街地の改善と安全で快適な市街地の形成を目指し、事業延伸期間内(令和11年度)での事業完了に向けて取り組んでいきます。

2 事業評価監視委員会

区では、対応方針を決定するにあたり、実施要領に基づき、学識経験者等の第三者から構成される事業評価監視委員会の意見を聴きました。

(1)世田谷区密集市街地総合防災事業評価監視委員会名簿
氏名 現職等

委員長

中林 一樹

東京都立大学 名誉教授

明治大学 研究・知財戦略機構 研究推進員

佐々木 邦明

早稲田大学 理工学術院 創造理工学部社会環境工学科教授

山梨大学 名誉教授

髙木 加津子 一般財団法人 世田谷トラストまちづくり 理事長
(2)開催状況
開催回 開催日時 審議内容
第1回 令和6年9月30日 評価事業の現地調査
第2回 令和6年11月19日 評価事業の審議
第3回 令和7年1月27日 総括審議
  • (3)委員会資料
    添付ファイルのチェックリスト、前回再評価と今回再々評価の比較表、評価対象事業案内(1)、評価対象事業案内(2)
  • (4)委員会の意見
    添付ファイルの事業評価監視委員会の結果についてをご参照ください。

お問い合わせ先

砧総合支所 街づくり課  

ファクシミリ:03-3482-1471