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最終更新日 2024年4月1日
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世田谷区内には、計画的な基盤整備が行われないまま市街化が進行した地域が多く、全体的に道路の整備水準が低いことから、その改善に向けて、平成2年(1990年)には「道路整備方針」、平成8年(1996年)には「地先道路整備方針」を定め、以降は2つの方針に基づき計画的な道づくりを進めてきました。
およそ四半世紀に渡る取り組みによって、新たに道路が完成し安全性や利便性が向上した地域もありますが、その効果は限定されており、いまだに、交通渋滞の発生、通り抜け車両による住環境の悪化など、道路ネットワークの整備が遅れていることが原因でさまざまな問題が生じています。
さらに近年では、首都直下地震等に備えた防災・減災対策の推進、高齢社会の進行、街づくりとの連携など、今後の社会変化に対応していくための道路網整備の必要性がますます高まってきています。
「せたがや道づくりプラン」は、「道路整備方針」及び「地先道路整備方針」の上位方針である「都市整備の基本方針」の改定、並びに区政の総合計画である「基本構想・基本計画」の策定とあわせて、道路整備に関する2つの方針を全面的に改定、統合し、道路の新設・拡幅整備に関する総合的な方針として策定するものです。
今後、世田谷区では、本プランに従って計画的な道づくりを進め、将来道路網の実現を目指していきます。
「せたがや道づくりプラン」では、「道路整備の基本方針」、「道路整備の目標」及び「道路の事業化に関する計画(事業化プログラム)」を定めています。
長期的な視点で必要と考えられる道路の配置計画(道路網計画)と、その計画を実現するための考え方を定めたものです。
計画期間内における道づくりの目標として、上位計画が掲げる将来像の実現に向けて取り組むべき道づくりの方向性と、喫緊の課題解決などのために特に重点化すべき事項を定めたものです。
世田谷区が主体となり新設または拡幅整備を行う地区幹線道路、主要生活道路を対象に、緊急性が高く早期に整備すべき路線や区域、事業の方法などを、道路整備の目標に基づき具体的に定めたものです。
せたがや道づくりプランの計画期間は、平成26年度(2014年度)から令和7年度(2025年度)の12年間とします。ただし、関連する上位計画等の変更、街づくりの動向の変化などに応じて必要な見直しを行うものとします。
平成28年(2016年)3月に東京都・特別区・26市・2町は、「東京における都市計画道路の整備方針(第四次事業化計画)」を策定しました。世田谷区では、「せたがや道づくりプラン」と「東京における都市計画道路の整備方針(第四次事業化計画)」との整合を図るため、第四次事業化計画で位置づけられた世田谷区施行の優先整備路線を、道づくりプランにおける優先整備路線とする見直しを行いました。また、都市計画道路補助第52号線の一部区間(補助第217号線から西側の約550m)が平成28年(2016年)3月に廃止されたことにともない、接続する主要生活道路の見直しを行い、一部区間を変更しました。
見直しの内容については、下記添付ファイル「せたがや道づくりプラン(平成28年3月見直し版)」をご覧ください。
「東京における都市計画道路の整備方針(第四次事業化計画)」の計画期間が令和7年度末までであること等を踏まえ、道づくりプランの計画期間を2年延伸し、令和7年度末までとしました。
道路・交通計画部 道路計画課
電話番号:03-6432-7935
ファクシミリ:03-6432-7991