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世田谷区トップページ > 住まい・街づくり・環境 > 都市計画 > 農地保全の取組み > 農的活用のまちづくり > 【上野毛地区・二子玉川地区】みんなでつくるコミュニティ農園
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最終更新日 2025年6月20日
ページID 24912
世田谷区の農地は年々減り続け、平成4年に約142.8haあった農地(生産緑地)は令和6年に約80.3haまで減ってきています。農地が減っている原因としては、後継者不足や住宅地の拡大が挙げられますが、農地が減ると、地域の緑の減少により景観が変化したり、みんなが自然と触れ合う機会が減るなど、地域コミュニティの希薄化にもつながっていくと考えます。
そのような状況を背景に、このたび区では、公共用地を有効に活用していくため、地域住民主体の運営による「農のコミュニティ」づくりを目指し、上野毛地区及び二子玉川地区にお住まいの皆様の参加と協働による新たな農の取り組みを行っていくことといたしました。
コミュニティ農園全景
コミュニティ農園は地域の人たちが一緒に野菜や花を育てる場所です。土に触れて、季節を感じて、おしゃべりして。そんな日々の中で人と人のつながりが生まれます。
この取り組みは、地域のみんなでどんな農園にしたいか考え一緒に作り上げていくことで、単なる農作業体験だけでなく、都市の中の農地を守り農業を盛り上げていくことの大切さをみんなで共有し、地域の中に応援してくれる人をどんどん増やしていこうというものです。
この畑は、地域で「農」を守るための新しい一歩でもあります。この場所をきっかけに、地域の皆さんで運営し、地域を育てていただけますと幸いです。
この活動をとおして、「やってみたい」「関わってみたい」と思う方と出会い、地域の未来につながる仲間づくりを始めたいーーー区内の農地を守りたいーーーそんな思いをこめています。
本取り組みでは、上野毛地区及び二子玉川地区にお住まいの方を対象としています。
(上野毛1~4丁目、中町1~5丁目、野毛1~3丁目、玉川1~4丁目、瀬田1~5丁目)
このコミュニティ農園は、個人に与える区画制ではなく、地域のみんなが農園全体をシェアして運営する、共同栽培型の農園です。野菜のお手入れから収穫まで、地域のみんなで協力し農を学びながら楽しむスタイルとなっています。
自分で野菜を育てるのはハードルが高いけれど野菜作りには興味がある、子どもに土に触れる経験をしてほしい、ご近所の方とお話してみたいなど、ここに来る理由はどんなものでも大丈夫。好きな野菜をみんなで育てるって楽しい!そう思える場所がここにはあります。
子どもから大人まで、地域に住むみんなの力で思いをカタチにしよう!
(※この農園では個人的に畑を利用すること、自分のためだけに植物を植えることはできません。)
〒158-0093 世田谷区上野毛3-25先
世田谷区の土地(公共用地)
原則無料
5月25日(日曜日)のイベントを皮切りに、地域のみなさんで植えた種のお世話を始めています。みんなで協力して野菜を育てる楽しさを感じながら、自分たちで植えた野菜の成長を楽しんでいます。途中からの参加も大歓迎。これからも地域の皆さんでこんなことしたい!あんなことやってみたい!のアイデアを出し合いながら、地域コミュニティの深まりを目指していきます。今後も季節感のあるイベントを開催しながら、対象地区にお住まいの皆様が参加しやすいコミュニティ農園をみんなで作っていきましょう!
5月25日(日曜日)・6月1日(日曜日)・6月8日(日曜日)の3日間にわたり、キックオフイベントを開催しました。これからここをどんな農園にしたいか、何を育てていきたいかワークショップ形式で話し合い、実際に耕していくつか種をまきました。
【イベントの様子】
当コミュニティ農園への参加をご希望される対象地区内にお住まいの方は、以下二次元コードより参加登録をお願いいたします。
登録内容確認後、運営側よりご案内させていただきます。
【申込フォーム】
都市整備政策部 都市計画課
電話番号:03-6432-7148
ファクシミリ:03-6432-7982