世田谷区スポーツ推進計画 調整計画
調整計画の位置づけ~東京2020大会後のレガシー、コロナ禍での新生活様式~
世田谷区スポーツ推進計画(調整計画)は、世田谷区スポーツ推進計画で掲げている「目標を達成するための重点的な取組み」を具体化し、実行していくための事業計画です。
調整計画では、東京2020大会を契機として創出されたレガシーを継承し、スポーツ・パラスポーツのさらなる認知度向上や普及に努めていくこととしています。
計画期間
令和4年度から令和5年度まで(2年間)
目標
成人の週1回以上のスポーツ実施率65%以上
調整計画における視点
- (1)東京2020大会のレガシーを活かし、スポーツの推進を図る。
- (2)障害者がスポーツに親しむ機会の更なる充実を図り、スポーツ活動を通じた障害のある人とない人の交流を促進する。
- (3)身近な場所でいつでもスポーツができる環境をつくるとともに、地域のスポーツ団体と協力し、スポーツによる地域の活性化を行う。
- (4)ICTの活用および、DX(デジタルトランスフォーメーション)やSDGs(持続可能な開発目標)も踏まえたスポーツの推進に取り組む。
調整計画を推進する全体像
【重点的な取組み1】生涯スポーツの振興
いつでも、だれでもスポーツに親しみ、いつまでも健康に過ごしていける社会をつくっていきます。
- スポーツに親しむきっかけづくり
- (1)東京2020大会後のアメリカ選手との交流
- (2)ICTを活用した、身近な場所で気軽にスポーツができる環境の整備
- 生涯に渡ってスポーツを楽しめる環境づくり
- (1)中高年や高齢者を対象とした運動習慣につながる事業の実施
- (2)幅広いスポーツに関する魅力の発信
- スポーツを継続していく目標となる環境づくり
- (1)目標となる各種大会(世田谷246ハーフマラソン、子ども駅伝、区民体育大会等)の実施
- (2)ジュニア育成事業の推進
【重点的な取組み2】地域スポーツの振興
身近な場所でいつでもスポーツができる環境をつくるとともに、スポーツによる地域の活性化を行っていきます。
- 総合型地域スポーツ・文化クラブの支援
- (1)総合型地域スポーツ・文化クラブ新規設立支援
- (2)活動中の総合型地域スポーツ・文化クラブへの協力・連携
- スポーツによる地域の活性化
- (1)地域スポーツを支える人材の育成・活用
- (2)地域スポーツ団体と連携し、地域コミュニティ活動への派遣・協力
【重点的な取組み3】スポーツの場の整備
競技スポーツから健康づくりのための運動まで、多様化しているスポーツニーズに対応するため、スポーツをする場の整備や確保を行っていきます。
- 適正なスポーツ施設の配置
- (1)上用賀公園拡張用地におけるスポーツ施設の整備
- (2)大蔵運動場・大蔵第二運動場の整備
- (3)第一生命グラウンド野球場など地域・地区スポーツ施設の整備
- スポーツ施設の機能充実
- (1)UDや多様性に配慮した、誰もが使いやすい施設機能の整備
- (2)環境に配慮した施設への改善
- 合理的で質の高い管理運営
- (1)質が高く管理しやすいスポーツ施設整備
- (2)スポーツ施設ごとの管理運営面の最適化
【重点的な取組み4】パラスポーツの推進
競技スポーツから健康づくりのための運動まで、多様化しているスポーツニーズに対応するため、スポーツをする場の整備や確保を行っていきます。
パラスポーツの推進
- (1)障害者がスポーツ・レクリエーションに親しむ機会の充実
- (2)スポーツ・レクリエーション活動を通じた障害のある人とない人(共生社会)の交流促進
- (3)パラリンピックの気運醸成を活かしたパラスポーツの更なる推進