区が受け付けている届出・申請等手続きの一覧とオンライン化の取組み

世田谷区では、届出・申請等各種手続きのオンライン化を進めています。

令和2年度に全庁における届出・申請等手続きを一覧化し、順次オンライン化を進めてきましたが、令和5年度に再度、手続き全体を再点検しました。今後これをもとに、オンライン化をさらに拡充していきます。

再点検結果概要（令和5年9月調査時点）

区が受け付ける届出・申請等手続きは約3,101種類（※）ありますが、年間受付件数が100件未満の手続きが全体の76.9％など、受付件数の少ない手続きがとても多くなっています。

グラフ1　区が受け付ける届出・申請等手続きの数（年間受付件数での割合）

区が受け付ける届出・申請手続きの数グラフ

上のように、少量多種となっているため、令和6年1月現在でオンラインで手続きができる届出・申請等は、手続き種類の割合では全体の8.5％ですが、年間受付件数の割合でみると82.2％となり、オンライン化が進んできています（オンラインを利用できる機会が増えています）。

グラフ2　オンラインで手続き可能な届出・申請等の状況（年間受付件数での割合）

区が受け付ける届出・申請手続きの数グラフ

（※）調査では、各手続きの粒度や年間受付件数などの数値のとらえ方にばらつきがあるため、「約〇〇〇〇種類」と表記しています。

今後のオンライン化の予定など

多種の手続きのうち受付件数が少ないものが非常に多くを占めることから、今後も、多くの皆さんにオンライン化の便利さを提供できるように、受付件数が多い手続きから優先的にオンライン化を進め、オンラインカバー率を向上させてまいります。

一方、区で受け付けている手続きには、法令に基づく国や東京都の事務であって、国の所管省庁や東京都が紙等アナログ的な受付方法のみに制限していて、区の裁量ではオンライン化ができない手続きがあります。また、施設入館の際の受付や物品の貸出受け渡しに記入頂くものなど、手続きの特性からオンライン化に馴染まない手続きや、大規模な専用オンライン申請システムの構築が必要となっている手続きなどもあります。これら制約のある手続きに関してはその動向を踏まえて対応していくことが必要となっています。

これら現時点で制約のある手続きを除いた今後のオンライン化（オンラインカバー率）の予定は以下の通りです。

グラフ3　今後のオンライン化（オンラインカバー率）の推移予定

今後のオンライン化（オンラインカバー率）の推移予定グラフ