大山道

最終更新日 令和4年11月4日

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世田谷区の大山道

世田谷区には、江戸時代中期以降、大山詣の道として大変賑わった「大山道(矢倉沢往還)」という古道が通っています。江戸の赤坂を起点として、渋谷、三軒茶屋、用賀を経て、二子の渡しで多摩川を渡り、溝口、厚木、伊勢原(大山)へと至り、さらには秦野、松田を経て、矢倉沢関所に続く脇街道です。

玉川地域は、大山道が東西に横切り、かつて大山詣の人々も利用した「渡し」があったほか、大山の山開きの間、夜通し歩く人のために常夜燈を灯したり、日照りの時に大山に雨ごいに出かける風習などが少し前まで残っていました。今も、道端にたたずむ道標がその名残を留めています。

ここでは、私たちのまちを通る「大山道」が、江戸時代一大ブームとなり、信仰や物見遊山を目的とした旅人で賑わい、落語「大山詣り」や葛飾北斎の版画にも登場する歴史ある道であること、地域の生活に深く関わってきた身近な道であることを皆さんに知っていただくために、その歴史や地域の取り組みなどをご紹介します。

玉川総合支所各課からのお知らせ

  • 街づくり課・丸子川にかかる治大夫橋に絵タイル

大山道沿道自治体との交流

玉川総合支所では、伊勢原市や川崎市高津区と大山道を通じた交流を行っています。それぞれの自治体のホームページでも大山道の情報をご覧になれます。(関連リンク)

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