世田谷区公共建築物ZEB指針を策定しました。

最終更新日 令和6年1月5日

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世田谷区公共建築物ZEB指針

国は、カーボンニュートラルの実現に向け様々な取組を行っています。第6次エネルギー基本計画では、2050年目標として、建築物のストック平均でZEB基準の省エネルギー性能が確保されていることを目指すとしています。区においても、令和5年3月に、「世田谷区地球温暖化対策地域推進計画(2023年度~2030年度)」が策定され、「公共施設のZEB実現に向けた計画立案」を施策として位置付けております。
 今後の公共建築物整備におけるZEBの方向性を示すため、新築・改築・大規模な改修に関し指針を策定しました。

ZEBとは

ネット・ゼロ・エネルギー・ビルの略称で、快適な室内環境を実現しながら、建築物で消費するエネルギーを少なくし、さらに太陽光発電などの創出エネルギー(以下、創エネとします)設備を持つことで、年間の一次エネルギーの収支をゼロにすることを目指した建築物になります。国(経済産業省資源エネルギー庁)は、基準一次エネルギー消費量からの削減率に応じて、『ZEB』(ゼブ)、Nearly ZEB(ニアリーゼブ)、ZEB Ready(ゼブレディ)、ZEB Oriented(ゼブオリエンテッド)の4つのランクを定めています。なお、『ZEB』、Nearly ZEBにおいては創エネを活用することとしています。

表 ZEBの種類と評価基準

ZEBの種類

評価基準

『ZEB』

(ゼブ)

一次エネルギー年間消費量50%削減し、

再生可能エネルギーを含めて100%以上を削減する建築物

Nearly ZEB

(ニアリーゼブ)

一次エネルギー年間消費量50%削減し、

再生可能エネルギーを含めて75%以上を削減する建築物

ZEB Ready

(ゼブレディ)

一次エネルギー年間消費量50%削減する建築物

(再生可能エネルギーは除く)

ZEB Oriented

(ゼブオリエンテッド)

一次エネルギー年間消費量40%以上削減し、更なる省エネルギーの実現に向けた措置を行う建築物(再生可能エネルギーは除く)

延べ床面積1万平方メートル以上の事務所棟、学校等、工場等

お問い合わせ先

施設営繕担当部 公共施設マネジメント課 加藤

電話:03-6432-7104

FAX:03-6432-7980

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ファクシミリ 03-6432-7980