世田谷区産業ビジョン

最終更新日 平成30年4月1日

ページ番号 17145

策定の趣旨

世界経済は、グローバル化が進展するとともに、第4次産業革命といわれる新たな産業技術の活用により様々な産業構造の変革が起きています。

わが国も、世界的な産業構造の変革の影響を受けて、今後、人々の生活や産業構造等が劇的に変わる可能性が指摘されています。

このように社会全体が大きく変化することが想定される中で、区内においても新たな産業分野の開拓と成長を推進していくことは、今後10年にわたる区内産業の充実・発展を実現するためには必要不可欠な要素です。

また、社会的には少子高齢化が進んでいるといわれている中で、世田谷区は高齢者と子どもがともに増加しており、それに伴い区民の必要とする産業の態様も変わってきています。

すなわち、商業・工業・農業といった枠組みにとらわれるのではなく、福祉、環境、建設など様々な産業分野を横断的にとらえて、区民生活を支えることが重要となります。

以上のような区及び区内産業を取り巻く社会経済環境の変化を的確にとらえ、新たな時代のトレンドやニーズに対応していくことを目的として、2018年度(平成30年度)から10か年を見通した世田谷区産業ビジョンとビジョン実現のための方針や施策等を策定します。

期間

ビジョンの期間は、2018年度(平成30年度)から概ね10年間とします。

位置付け

ビジョンは、「世田谷区基本構想」(2013年(平成25年)9月決定、20年間)、「世田谷区基本計画」(2014年度(平成26年度)から10年間)を踏まえ、「世田谷区新実施計画(後期)」や「世田谷区農業振興計画」など関連する諸計画との整合を図りながら、2018年度(平成30年度)からの区内産業のあり方とあるべき方向性について、長期的視点からの戦略的な取組みを示す産業政策の指針となります。

また、世田谷区産業振興基本条例第3条の産業の振興を総合的に実施するための指針の役割も担います。

施策体系

大分類

〔課題軸〕

中分類〔テーマ軸〕

商業・サービス

ものづくり・建設

農業・農地

まちなか観光

消費生活

1 世田谷産業の基盤づくり

(1)産業創造基盤

2 世田谷人材の育成と活躍

(2)雇用・労働環境の充実
(3)世田谷人材の育成と活躍促進

3 豊か・安心・快適な区民生活創造

(4)区民生活や地域環境を支え高める商店街振興

(5)地域や生活に身近なものづくりの産業

(6)区民とともにつくる世田谷農業

(7)区民が見つけ楽しむ世田谷観光

(8)安全・安心な消費環境づくり

4 活力ある産業の育成と創造

(9)世田谷生活に活力を与える生活関連産業の育成

(10)ものづくり技術を活かした産業の推進

(11)世田谷の特性を活かした農業力の強化

(12)まちなか観光が生み出す産業の活性化

(13)事業者と消費者がつくる豊かな消費生活

5 人と事業所とまちが創る成熟都市せたがや

(14)潤いと活力に満ちた地域づくり

(15)建設産業などが支える家・まち・都市の充実・発展

(16)農のある都市環境の維持・形成

(17)世田谷観光プロモーションの強化

(18)消費者市民社会の実現

価値創造プロジェクト

ビジョンに表した7つのありたい姿の実現に向けて、施策横断及び組織横断の観点で、各関係団体・機関などが連携して、せたがや全体に価値創造をもたらす先導的かつ総合的な5つのプロジェクトを創設し、進めていきます。

プロジェクト1 地域と共に生活価値の創造を促す機能づくり

プロジェクト2 コンパクトで多様な都市型ライフスタイルを支える産業の育成

プロジェクト3 「3(×2)×1型農業」の推進と多面性の強化

プロジェクト4 せたがや産業創造プラットフォームの設置とネットワークの形成

プロジェクト5 世田谷人材マッチングの仕組み

詳しい内容は、下記の添付ファイルをご覧下さい。

ビジョンは次の場所でもご覧いただけます。

区政情報センター(世田谷区民会館)、各総合支所区政情報コーナー、総合支所くみん窓口、出張所、まちづくりセンター、図書館、産業連携交流推進課(三軒茶屋分庁舎4階)

添付ファイル

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このページについてのお問い合わせ先

経済産業部 産業連携交流推進課

電話番号 03-3411-6644

ファクシミリ 03-3411-6635