世田谷区本庁舎等整備実施設計を進めています

最終更新日 令和4年2月22日

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本庁舎等整備については、平成31年3月に「世田谷区本庁舎等整備基本設計」を策定し、建物の配置計画、平面計画ならびに構造、外構、電気・機械設備に加え、区民交流、防災、区民サービス、執務環境、環境計画、区民会館整備等を示し、検討を進めてきました。

本年4月には実施設計に着手し、本庁舎等整備基本設計をもとに、施工のために必要な詳細設計や各種法令に基づく手続き等を進めています。

このたび、基本設計から精査を行い、設計内容や工期・工程、概算経費等の修正内容をまとめましたので、お知らせいたします。

基本設計からの主な変更内容

1.エレベーターの設置台数等の変更

(1)コスト縮減の観点から輸送計画を再検証し、西棟1期の2台を1台へ変更

(2)議会9~10階の配置、動線の改善のため、東棟1期の3台のエレベーターのうち1台の着 床階を1階~10階から1階~7階へ変更

2.コスト縮減の観点から、1階の階高を5.3mから4.8mに下げたことに伴う建物高さの変更

3.都市整備領域等の本庁舎敷地外の仮庁舎移転に伴い、円滑なローリングを目的に西棟1期の施工範囲の拡大

4.補助154号道路からの西側アプローチ階段にスロープを併設

5.設置の有無を検討することとしていたリングテラスと広場を結ぶスロープは、使いやすさ や、テラス、広場、区民交流機能との関係等を検証した結果、設置しないこととし、大階 段は機能的な階段に変更

工期の変更について

本工事の工期については、基本設計段階では64ヶ月と想定したところですが、下記の状況やサウンディング調査の結果を踏まえ、工事施工者選定の入札が不調となるリスクを回避する必要があると判断し、より適正な工期として、75ヶ月に延伸します。なお、建設工事費への影響は、工期延伸に伴う増要素と工法の変更による減要素により相殺されるため、ほぼありません。

1.資材調達の困難

東京2020大会以降も、2025年大阪万博や都内の大規模再開発が予定されており、1期工事の工程を短縮する目的で計画していた工法に使用する鋼材の納期に半年以上を要し、大幅に工期が遅延することが懸念されます。そのため、1期工事については、通常の工法に工程計画を変更しました。

2.建設業における働き方改革

令和元年6月公布、令和2年施行の改正建設業法に示される工期適正化に向けた方針を踏まえ、建設業の働き方改革を見据えた工期設定が求められます。

整備にかかる概算経費

1.本庁舎等建設費等

基本設計終了時から発注(2020年5月)時までの物価上昇分(約3%)を踏まえ、表「本庁舎等建設費等」のとおりとします。

本庁舎等建設費等

項目

基本設計時

(億円)

実施設計段階(億円)

(令和元年9月現在)

建設工事費

404

432

解体工事費

15

移転・引越費

3

5

調査・設計費(基本設計、実施設計、工事監理費等)

8

10

合計

約430

約447

(差額)

約17

2.本庁舎等整備関連事業費

什器・備品類等の入れ替え等にかかる主な関連事業費については、基本設計段階では30億円程度の費用を見込んでいます。今後、実施設計を進める中で、引き続き検討し、年度ごとの額を明らかにし、財政見通しとの調整を図っていきます。

【主な関連事業費】

(1)什器・備品費

(2)システム関連費(議会を除く、行政系システム、防災システム等)

(3)AV設備

(4)区民会館備品

(5)仮庁舎、仮駐車場等の賃貸借等のローリング計画に伴う経費

(6)その他(中圧ガス引込み等)

ご意見について

本庁舎等整備に関するご意見等のある方は、意見書(第1庁舎1階ロビーに備え付けの意見用紙または、区ホームページからダウンロード)にご記入いただき、第1庁舎1階ロビーに備え付けの意見箱に入れていただくか、郵送またはファクシミリで庁舎管理担当課へ送付してください。また、電子申請でもご意見等をお出しいただけますのでご利用ください。

提出されたご意見等は、今後の検討の参考として活用する予定です。

【送付先】

〒154-8504

東京都世田谷区世田谷4丁目21番27号

庁舎整備担当部庁舎管理担当課

【電子申請】世田谷区本庁舎等整備に関するご意見募集

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庁舎整備担当部 庁舎管理担当課

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ファクシミリ 03-5432-3006