ロシア連邦によるウクライナ侵攻に対する声明

最終更新日 令和4年3月4日

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ロシア連邦によるウクライナ侵攻に対する声明

2月24日に始まったロシア軍によるウクライナ侵攻は、武力による主権と領土の侵害であり、国連憲章への重大な違反です。すでに9日間にわたって、ウクライナへの攻撃が続き、多数の市民・民間人の犠牲者が出ている事態は断じて容認できないものです。

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻に対して、緊急に開かれた国連総会では、141ヵ国の賛成により、「最も強い言葉で遺憾の意を表する」決議を採択し、ロシア軍の即時かつ無条件の撤退を求めています。

プーチン・ロシア大統領は、今回の軍事侵攻にあたって、「核兵器の使用」を示唆する発言を繰り返し、ウクライナ南部にあるヨーロッパ最大級のザポロジエ原子力発電所への攻撃も行いました。唯一の被爆国として、非核平和を強く願う立場から、憤りをもって強く抗議するものです。

新型コロナウイルス感染症や気候変動など、国境や民族を超えて、世界が一致協力して解決をはかる難題を前にしています。こうした只中で、武力行使による現状変更は、決して認められるものではなく、世界に大きな混乱と対立による戦乱の拡大さえもたらす危険な行為です。

平和都市宣言(1985年・昭和60年)のもと、世界平和を希求する自治体の区長として、ロシア軍によるウクライナ侵攻に強く抗議し、ただちに停戦を実現し、市民への殺傷や市街地の破壊行為をやめ、速やかで無条件の撤退と、国際法に基づく対応を直ちにとるよう強く求めます。

令和4年(2022年)3月4日

世田谷区長 保坂展人

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